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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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1.270 SQL_TRACE

プロパティ 説明

パラメータ・タイプ

ブール

デフォルト値

false

変更可能

ALTER SESSIONALTER SYSTEM

PDBで変更可能

はい

値の範囲

true | false

基本

いいえ

SQL_TRACEの値によって、SQLトレース機能が使用禁止または使用可能になります。このパラメータをtrueに設定すると、パフォーマンスを改善するためのチューニングについての情報が提供されます。

注意:

この初期化パラメータを使用してインスタンス全体に対してSQLトレース機能を使用可能にすると、パフォーマンスに大きく影響する可能性があります。ALTER SESSION文を使用して、特定のセッションに対してこの機能を使用可能にしてください。本番環境全体で機能を使用可能にする必要がある場合、次のようにして、パフォーマンスの影響を最小にすることができます。

  • CPU容量のアイドル状態を25%以上に維持する。

  • USER_DUMP_DEST位置に適切なディスク領域を維持する。

  • 十分なディスクにディスク領域をストライプ化する。

注意:

SQL_TRACEパラメータは非推奨です。かわりに、DBMS_MONITORおよびDBMS_SESSIONパッケージを使用することをお薦めします。SQL_TRACEは、下位互換性のためにのみ残されています。

関連項目:

  • USER_DUMP_DEST

  • DBMS_MONITORパッケージの詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。

  • DBMS_SESSIONパッケージの詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。

  • パフォーマンス診断ツールの詳細は、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』を参照してください。