| Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentの理解 11g リリース1 (11.1.1) B66700-05 |
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この章では、Oracle WebCenterで提供されるアプリケーション・アダプタについて概説します。
Application Extension Framework (AXF)は、ビジネス・アプリケーション(Oracle E-Business SuiteまたはOracle PeopleSoftなど)およびコンテンツ管理アプリケーション(Oracle WebCenter Content ServerまたはOracle WebCenter Content: Imagingなど)の間のWebサービスを統合したコマンド駆動型製品です。
この章の内容は、次のとおりです。
第6.2項「Oracle E-Business Suite Adapter for WebCenter Content Server and Imaging」
第6.4項「Oracle PeopleSoft Adapter for Content Server and Imaging」
AXFのJavaベース・オープン・アーキテクチャにより、複数のビジネス・プロセス・ソリューションをシステム自体から切り離して構成および変更できます。さらに、実装されたソリューションに影響することなくシステムをアップグレードできます。
AXFは次の2つのバージョンで提供されています。
AXF for BPM: この新しいインフラストラクチャでは、BPM Suite (Oracle Business Process Management Suite)、ADF (Oracle Application Development Framework)、MDS (Metadata Repository)、Business RulesなどのOracleテクノロジで提供されているアプリケーション開発およびカスタマイズの機能を利用して、WebCenter Contentビジネス・アプリケーションの統合ソリューションのカスタマイズに使用する一連の再利用可能で構成可能なビジネス・コンポーネントを作成します。
AXF for BPEL: この古いインフラストラクチャでは、ソリューション開発者またはソリューション・アクセラレータによって実装およびカスタマイズされるAXFソリューション、コマンド、Webツールの構成基準として、AXFデータベース表(WebCenter Imaging表)に依存します。
次のアダプタを構成できます。
Oracle E-Business Suite Adapter for Oracle WebCenter Content Serverにより、Oracle E-Business Suiteと次のOracle WebCenter Contentの機能が統合されます。
Imaging: ドキュメント処理ワークフロー・タスクおよびOracle E-Business Suiteビジネス・プロセスに関連付けられたイメージを容易に呼び出して、表示および動作を可能にします。
Content Server: 現在のOracle E-Business Suiteコンテキスト(FormsまたはOAFページ)に関連するドキュメントへの、「管理対象添付ファイル」ユーザー・インタフェースを介した容易なアクセスおよび添付を可能にします。
詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenterアプリケーション・アダプタの管理』および『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenterアプリケーション・アダプタの使用』を参照してください。
Siebel Adapter for Oracle WebCenter Content Serverにより、SiebelとWebCenter Content Server間を統合して、現在のSiebelコンテキストに関連するドキュメントに「Siebel」ユーザー・インタフェース内より容易なアクセスおよび添付を可能にします。
詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Siebelアプリケーション・アダプタの管理およびOracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Siebelアプリケーション・アダプタの使用を参照してください。
Oracle PeopleSoft Adapter for Oracle WebCenter Content Serverにより、PeopleSoftと次のOracle WebCenter Contentの機能が統合されます。
Imaging: ドキュメント処理ワークフロー・タスクおよびPeopleSoftビジネス・プロセスに関連付けられたイメージを容易に呼び出して、表示および動作を可能にします。
Content Server: 現在のPeopleSoftコンテキストに関連するドキュメントへの、「管理対象添付ファイル」ユーザー・インタフェースを介した容易なアクセスおよび添付を可能にします。
詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenterアプリケーション・アダプタの管理』および『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenterアプリケーション・アダプタの使用』を参照してください。
