「機能構成」ページを使用して、アプリケーション開発環境、SQLワークショップ機能、データベース監視、アプリケーション・アクティビティのロギング、およびファイル・アップロードに対するインスタンスレベルのサポートを構成します。
「機能構成」ページで、インスタンスでPL/SQLプログラム・ユニットの編集を使用可能にするかどうかを制御します。
デフォルトでは、開発者はオブジェクト・ブラウザでデータベースのプロシージャ、パッケージおよびファンクションを参照しているときに、PL/SQLソース・コードを変更およびコンパイルできます。インスタンス管理者の場合、Oracle Application ExpressインスタンスでPL/SQLプログラム・ユニットの編集を使用可能にするかどうかを制御できます。
PL/SQLプログラム・ユニットの編集を無効にするには、次の手順を実行します。
「機能構成」ページで新規ワークスペースを作成するときに、デモンストレーション・オブジェクトの作成を有効にします。
新規ワークスペースを作成するときに、インスタンス管理者は「新規ワークスペースにデモンストレーション・オブジェクトの作成」属性を有効にすることで、デモンストレーション・オブジェクトを作成できます。この属性を「はい」に設定すると、新規ワークスペースにデモンストレーション・アプリケーションとデモンストレーション・データベース・オブジェクトが含まれます。
新規ワークスペースでのデモンストレーション・データベース・オブジェクトの作成を有効にするには、次の手順を実行します。
「機能構成」ページで新規ワークスペースを作成するときに、Webシート・オブジェクトの作成を有効にします。
新規ワークスペースを作成するときに、インスタンス管理者は「新規ワークスペースにWebシート・オブジェクトを作成」属性を有効にすることで、Webシート・オブジェクトを作成できます。この属性を「はい」に設定すると、新規ワークスペースにサンプルのWebシート・アプリケーションとその他のサンプル・データベース・オブジェクトが含まれます。
新規ワークスペースでのサンプルのWebシート・オブジェクトの作成を有効にするには、次の手順を実行します。
「機能構成」ページで、WebシートでSQLタグを使用する機能およびSQLレポートを作成する機能を制御します。
インスタンス管理者は、WebシートでSQLタグを使用する機能およびSQLレポートを作成する機能を制御できます。無効にすると、インスタンス内のすべてのワークスペースのすべてのWebシート・アプリケーションでSQLタグを使用したりSQLレポートを作成することができなくなります。
WebシートでのSQLアクセスを制御するには、次の手順を実行します。
「機能構成」ページで、パッケージ・アプリケーションをインストールするときに、特定の認証スキームのサポートを有効または無効にします。
パッケージ・アプリケーションのインストール・オプションを構成するには、次の手順を実行します。
インスタンスのSQLワークショップの基本動作を構成します。
インスタンス管理者は「機能構成」ページでSQLワークショップの動作を構成できます。
SQLワークショップを構成するには、次のステップを実行します。
参照:
Oracle Application Express SQLワークショップ・ガイドのRESTfulサービスとのデータ交換の有効化
SQLワークショップ内の監視を有効化します。
ユーザーがデータベース監視ページにアクセス可能になる前に、インスタンス管理者はデータベースの監視を有効化する必要があります。『Oracle Application Express SQLワークショップ・ガイド』のデータベースの監視に関する項を参照してください
注意:
DBAロールを付与されたデータベース・ユーザー・アカウントを持つユーザーのみがこのページにアクセスできます。
「データベース監視の有効化」を「はい」に設定すると、SQLワークショップでの監視が有効になります。ユーザーがデータベース監視ページにアクセス可能になる前に、インスタンス管理者はデータベースの監視を有効化する必要があります。
データベースの監視を有効にするには、次のステップを実行します。
インスタンスのすべてのアプリケーションについて、アプリケーション・アクティビティのロギングを構成します。
アプリケーション・アクティビティのロギングを構成するには、次の手順を実行します。
インスタンス・レベルでアプリケーションのトレースを制御します。
インスタンス管理者は、開発者またはユーザーがページを表示するときに、URL上で&p_trace=YES
を指定するだけでデータベース・トレース・ファイルを生成できるかどうかを制御できます。アプリケーションで「デバッグ」が有効化されている場合、トレース・ファイルを生成する機能はすでに制御されています。
インスタンス・レベルでアプリケーションのトレースを制御するには、次の手順を実行します。
参照:
TRACING_ENABLED
パラメータについては、『Oracle Application Express APIリファレンス』の開発インスタンス間のアクティビティの監視に関する項と使用可能なパラメータ値に関する項を参照してください
ワークスペース管理者がワークスペース管理からサービス・リクエストを行うかどうかを決定します。
ワークスペース管理者がワークスペース管理からサービス・リクエストを行う機能を制御します。サービス・リクエストには、新規スキーマのリクエスト、記憶域のリクエスト、またはワークスペースの終了のリクエストを行う機能が含まれます。
サービス・リクエストを有効にするには、次の手順を実行します。
チーム開発でファイル・アップロードをサポートするかどうかを制御します。
インスタンスのチーム開発でファイル・アップロードに対するサポートを有効化するには、次の手順を実行します。
Oracle Application Express管理サービスにサインインします。
「インスタンスの管理」をクリックします。
「インスタンスの設定」で、「機能構成」をクリックします。
「チーム開発」で、次の手順を実行します。
チーム開発のファイル・リポジトリの有効化 - チーム開発でファイル・アップロードを有効にするかどうかを指定します。
はい - チーム開発のファイル・リポジトリにファイルをアップロードすることを許可する場合は、このインスタンスで作成されたすべてのワークスペースに対して「はい」を選択します。チーム開発のファイル・リポジトリにファイルをアップロードすることを許可しない場合は、このインスタンスで作成されたすべてのワークスペースに対して「いいえ」を選択します。
いいえ - チーム開発で添付ファイルに対するサポートを無効化するには、「いいえ」を選択します。
ヒント:
これらの設定は、既存のワークスペースには影響を及ぼしません。
最大ファイル・サイズ - チーム開発のファイル・リポジトリにアップロードされるファイルの最大ファイル・サイズを選択します。デフォルト値は15MBです。
「変更の適用」をクリックします。