トピック:
Oracle Application Expressリリース5.1には、Oracle Databaseリリース11.2.0.4以降が必要です(Enterprise EditionおよびExpressエディション(Oracle Database XE)を含む)。
Oracle Databaseバージョン12.1 CDBをアップグレードする場合、My Oracle Supportから、バグ20618595の個別パッチをダウンロードする必要があります。「パッチ」タブで20618595を検索します。
Oracle Application Expressは、システム・グローバル領域(SGA)とプログラム・グローバル領域(PGA)に少なくとも300MBあることを必要とします。
データベースは通常は自動メモリー管理を使用し、そこではメモリーをサーバー・パラメータMEMORY_TARGET
で制御できます。データベースが自動メモリー管理を使用していない場合、そのかわりに手動のメモリー・パラメータ(たとえば、SGA_TARGET
、PGA_AGGREGATE_TARGET
、SHARED_POOL_SIZE
)を構成する方法を『Oracle Database管理者ガイド』で参照すると、類似した結果を得られます。
ターゲット・データベースのMEMORY_TARGET
を確認するには、次のステップを実行します。
参照:
Oracle Database管理者ガイド
Oracle Application ExpressにはJavaScript対応のブラウザが必要であり、Google Chrome、Mozilla Firefox、Apple Safari、Microsoft Internet ExplorerおよびMicrosoft Edgeの現在のリリースおよび以前のメジャー・リリースをサポートしています。
注意:
Microsoft Internet Explorer 11は以前のメジャー・リリースで、Microsoftの現在のブラウザはMicrosoft Edgeです。
Oracle Application Expressを実行するには、特定のWebリスナーのリソースへのアクセス権が必要です。
Oracle Application Expressを実行するには、次のいずれかに対するアクセス権が必要です。
Oracle REST Data Servicesリリース2.0.3以降
Oracle REST Data ServicesリスナーはJavaベースのWebサーバーです。これには、ファイル・システム・キャッシング、改善されたファイル・アップロード機能が含まれており、Oracle WebLogic Server、Oracle Glassfish ServerおよびApache Tomcatに対する動作が保証されています。
埋込みPL/SQLゲートウェイ
Oracle XML DBプロトコル・サーバーおよび埋込みPL/SQLゲートウェイは、Oracle Database 11gリリース1 (11.1)とともにインストールされます。Webサーバーを使用したデータベース、および動的なアプリケーションの作成に必要なインフラストラクチャを利用できます。
Oracle HTTP Serverおよびmod_plsql
Oracle HTTP Serverは、mod_plsql
プラグインを使用してOracle Database内のOracle Application Expressエンジンと通信します。
参照:
Oracle Application Expressのディスク領域の要件はこのセクションに記載されています。
Oracle Application Expressのディスク領域の要件は、次のとおりです。
ファイル・システム上のOracle Application Expressソフトウェア・ファイルの空き領域: 265MB(英語版のみのダウンロード(apex_5.1_en.zip
)を使用する場合)および630MB(完全ダウンロード(apex_5.1.zip
)を使用する場合)。
Oracle Application Express表領域の空き領域: 220MB
SYSTEM
表領域の空き領域: 100MB
追加インストールした各言語(英語以外)用のOracle Application Express表領域の空き領域: 60MB
使用するOracle Databaseに、Oracle XML DBをインストールしておく必要があります。インストール中またはDatabase Configuration Assistant(DBCA)によって作成された事前構成済のデータベースを使用している場合、Oracle XML DBはインストールおよび構成済です。
ヒント:
インストーラは、Oracle XML DBに対して前提条件チェックを実行します。Oracle XML DBがインストールされていない場合は終了します。
ヒント:
Oracle XML DBのインストールでは、ユーザーANONYMOUSが作成されます。ANONYMOUSユーザーをデータベースから削除しなくても、Oracle Application Expressのワークスペースのプロビジョニングは適切に機能します。
参照:
既存のデータベースにOracle XML DBを手動で追加する方法の詳細は、『Oracle XML DB開発者ガイド』を参照してください