JavaTM 2 Platform
Std. Ed. v1.3

java.awt.image
インタフェース BufferedImageOp

既知の実装クラスの一覧:
LookupOp, ConvolveOp, AffineTransformOp, ColorConvertOp, RescaleOp

public interface BufferedImageOp

このインタフェースは、BufferedImage オブジェクトで実行される単一入出力操作を記述します。このインタフェースは、AffineTransformOp、ConvolveOp、BandCombineOp、および LookupOp といったクラスによって実装されます。それらのオブジェクトは、ImageProducer-ImageFilter-ImageConsumer のパラダイムで BufferedImage に作用するために BufferedImageFilter に渡すことができます。このインタフェースは、複数のソースをとるような、より洗練された操作の記述には使えません。このインタフェースを実装する各クラスは、それぞれの配置済みフィルタ操作 (つまり、ソースオブジェクトとデスティネーションオブジェクトが等しい) を許可するかどうかを指定します。単一入力操作に対する制限により、先行する操作のデスティネーションピクセルの値はフィルタ操作の入力として使用されません。

関連項目:
BufferedImage, BufferedImageFilter, AffineTransformOp, BandCombineOp, ColorConvertOp, ConvolveOp, LookupOp, RescaleOp

メソッドの概要
 BufferedImage createCompatibleDestImage(BufferedImage src, ColorModel destCM)
          正しいサイズおよびバンド数で、ゼロ化されたデスティネーションイメージを作成します。
 BufferedImage filter(BufferedImage src, BufferedImage dest)
          BufferedImage で単一入出力操作を実行します。
 Rectangle2D getBounds2D(BufferedImage src)
          フィルタをかけられたデスティネーションイメージのバウンディングボックスを返します。
 Point2D getPoint2D(Point2D srcPt, Point2D dstPt)
          ソースイメージのポイントを指定されたとき、デスティネーションのポイントの位置を返します。
 RenderingHints getRenderingHints()
          この BufferedImageOp の描画ヒントを返します。
 

メソッドの詳細

filter

public BufferedImage filter(BufferedImage src,
                            BufferedImage dest)
BufferedImage で単一入出力操作を実行します。2 つのイメージのカラーモデルが一致しない場合は、デスティネーションカラーモデルへの色変換が実行されます。デスティネーションイメージが null の場合、適切な ColorModel を持つ BufferedImage が作成されます。ソースイメージおよびデスティネーションイメージ、またはそのどちらかが、このフィルタを実装するクラスによって許可されるイメージの形式と互換性がない場合は、IllegalArgumentException がスローされます。

getBounds2D

public Rectangle2D getBounds2D(BufferedImage src)
フィルタをかけられたデスティネーションイメージのバウンディングボックスを返します。このフィルタを実装するクラスによって許可されるイメージの形式とソースイメージの間に互換性がない場合には、IllegalArgumentException がスローされます。

createCompatibleDestImage

public BufferedImage createCompatibleDestImage(BufferedImage src,
                                               ColorModel destCM)
正しいサイズおよびバンド数で、ゼロ化されたデスティネーションイメージを作成します。このフィルタを実装するクラスによって許可されるイメージの形式とソースイメージの間に互換性がない場合には、IllegalArgumentException がスローされます。
パラメータ:
src - フィルタ操作のソースイメージ
destCM - デスティネーションの ColorModel。null の場合は、ソースの ColorModel を使用

getPoint2D

public Point2D getPoint2D(Point2D srcPt,
                          Point2D dstPt)
ソースイメージのポイントを指定されたとき、デスティネーションのポイントの位置を返します。dstPt が null でない場合は、戻り値を格納するために使用されます。

getRenderingHints

public RenderingHints getRenderingHints()
この BufferedImageOp の描画ヒントを返します。ヒントが設定されていない場合には null を返します。

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