JavaTM 2
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Std. Ed. v1.4.0

java.awt
クラス FlowLayout

java.lang.Object
  |
  +--java.awt.FlowLayout
すべての実装インタフェース:
LayoutManager, Serializable

public class FlowLayout
extends Object
implements LayoutManager, Serializable

フローレイアウトは、段落内のテキスト行と同じように、左から右方向にコンポーネントを配置します。通常、フローレイアウトはパネルでボタンを配置するために使用されます。同じ行に配置できなくなるまで、左から右に向かってボタンを配置します。各行は中央に揃えられます

たとえば次の図は、フローレイアウトマネージャ (デフォルトのレイアウトマネージャ) を使用して 3 つのボタンを配置するアプレットを示します。

Graphic of Layout for Three Buttons

次は、このアプレットのコードです。


 import java.awt.*;
 import java.applet.Applet;

 public class myButtons extends Applet {
     Button button1, button2, button3;
     public void init() {
         button1 = new Button("Ok");
         button2 = new Button("Open");
         button3 = new Button("Close");
         add(button1);
         add(button2);
         add(button3);
     }
 }
 

フローレイアウトを使用すると、各コンポーネントは自然 (推奨) サイズになります。

導入されたバージョン:
JDK1.0
関連項目:
直列化された形式

フィールドの概要
static int CENTER
          この値は、各行のコンポーネントが中央揃えされることを示します。
static int LEADING
          この値は、各行のコンポーネントがコンテナの方向のリーディングエッジ (たとえば、左から右の方向の場合の左端) に位置揃えされることを示します。
static int LEFT
          この値は、各行のコンポーネントが左揃えされることを示します。
static int RIGHT
          この値は、各行のコンポーネントが右揃えされることを示します。
static int TRAILING
          この値は、各行のコンポーネントがコンテナの方向のトレーリングエッジ (たとえば、左から右の方向の場合の右端) に位置揃えされることを示します。
 
コンストラクタの概要
FlowLayout()
          デフォルトの 5 単位の水平間隔と垂直間隔を持つ FlowLayout を中央揃えで構築します。
FlowLayout(int align)
          デフォルトの 5 単位の水平間隔と垂直間隔を持つ FlowLayout を指定された配置で構築します。
FlowLayout(int align, int hgap, int vgap)
          指定された配置および指定された水平間隔および垂直間隔で新しいフローレイアウトマネージャを生成します。
 
メソッドの概要
 void addLayoutComponent(String name, Component comp)
          指定されたコンポーネントをレイアウトに追加します。
 int getAlignment()
          このレイアウトの配置を返します。
 int getHgap()
          コンポーネント間の水平方向の間隔を返します。
 int getVgap()
          コンポーネント間の垂直方向の間隔を返します。
 void layoutContainer(Container target)
          コンテナを配置します。
 Dimension minimumLayoutSize(Container target)
          指定されたターゲットコンテナに保持される各表示コンポーネントをレイアウトするのに必要な最小寸法を返します。
 Dimension preferredLayoutSize(Container target)
          指定されたターゲットコンテナの各表示コンポーネントのこのレイアウトに適切な寸法を返します。
 void removeLayoutComponent(Component comp)
          指定されたコンポーネントをレイアウトから削除します。
 void setAlignment(int align)
          このレイアウトの配置を設定します。
 void setHgap(int hgap)
          コンポーネント間の水平方向の間隔を設定します。
 void setVgap(int vgap)
          コンポーネント間の垂直方向の間隔を設定します。
 String toString()
          この FlowLayout オブジェクトおよびその値の文字列表現を返します。
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

LEFT

public static final int LEFT
この値は、各行のコンポーネントが左揃えされることを示します。

関連項目:
定数フィールド値

CENTER

public static final int CENTER
この値は、各行のコンポーネントが中央揃えされることを示します。

関連項目:
定数フィールド値

RIGHT

public static final int RIGHT
この値は、各行のコンポーネントが右揃えされることを示します。

関連項目:
定数フィールド値

LEADING

public static final int LEADING
この値は、各行のコンポーネントがコンテナの方向のリーディングエッジ (たとえば、左から右の方向の場合の左端) に位置揃えされることを示します。

導入されたバージョン:
1.2 API 変更の承認待ちのため、パッケージ専用
関連項目:
Component.getComponentOrientation(), ComponentOrientation, 定数フィールド値

TRAILING

public static final int TRAILING
この値は、各行のコンポーネントがコンテナの方向のトレーリングエッジ (たとえば、左から右の方向の場合の右端) に位置揃えされることを示します。

導入されたバージョン:
1.2 API 変更の承認待ちのため、パッケージ専用
関連項目:
Component.getComponentOrientation(), ComponentOrientation, 定数フィールド値
コンストラクタの詳細

FlowLayout

public FlowLayout()
デフォルトの 5 単位の水平間隔と垂直間隔を持つ FlowLayout を中央揃えで構築します。


FlowLayout

public FlowLayout(int align)
デフォルトの 5 単位の水平間隔と垂直間隔を持つ FlowLayout を指定された配置で構築します。配置引数の値は、FlowLayout.LEFTFlowLayout.RIGHT、または FlowLayout.CENTER のどれかでなければなりません。

パラメータ:
align - 配置の値

FlowLayout

public FlowLayout(int align,
                  int hgap,
                  int vgap)
指定された配置および指定された水平間隔および垂直間隔で新しいフローレイアウトマネージャを生成します。

配置引数の値は、FlowLayout.LEFTFlowLayout.RIGHT、または FlowLayout.CENTER のどれかでなければなりません。

パラメータ:
align - 配置の値
hgap - コンポーネント間の水平方向の間隔
vgap - コンポーネント間の垂直方向の間隔
メソッドの詳細

getAlignment

public int getAlignment()
このレイアウトの配置を返します。値は、FlowLayout.LEFTFlowLayout.RIGHTFlowLayout.CENTERFlowLayout.LEADING、または FlowLayout.TRAILING のどれかです。

戻り値:
このレイアウトの配置の値
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
setAlignment(int)

setAlignment

public void setAlignment(int align)
このレイアウトの配置を設定します。次の値を指定できます。

パラメータ:
align - 配置を指定する上記の値のどれか
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
getAlignment()

getHgap

public int getHgap()
コンポーネント間の水平方向の間隔を返します。

戻り値:
コンポーネント間の水平方向の間隔
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
setHgap(int)

setHgap

public void setHgap(int hgap)
コンポーネント間の水平方向の間隔を設定します。

パラメータ:
hgap - コンポーネント間の水平方向の間隔
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
getHgap()

getVgap

public int getVgap()
コンポーネント間の垂直方向の間隔を返します。

戻り値:
コンポーネント間の垂直方向の間隔
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
setVgap(int)

setVgap

public void setVgap(int vgap)
コンポーネント間の垂直方向の間隔を設定します。

パラメータ:
vgap - コンポーネント間の垂直方向の間隔
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
getVgap()

addLayoutComponent

public void addLayoutComponent(String name,
                               Component comp)
指定されたコンポーネントをレイアウトに追加します。このクラスでは使われません。

定義:
インタフェース LayoutManager 内の addLayoutComponent
パラメータ:
name - コンポーネントの名前
comp - 追加されるコンポーネント

removeLayoutComponent

public void removeLayoutComponent(Component comp)
指定されたコンポーネントをレイアウトから削除します。このクラスでは使われません。

定義:
インタフェース LayoutManager 内の removeLayoutComponent
パラメータ:
comp - 削除されるコンポーネント
関連項目:
Container.removeAll()

preferredLayoutSize

public Dimension preferredLayoutSize(Container target)
指定されたターゲットコンテナの各表示コンポーネントのこのレイアウトに適切な寸法を返します。

定義:
インタフェース LayoutManager 内の preferredLayoutSize
パラメータ:
target - 配置する必要があるコンポーネント
戻り値:
指定されたコンテナのサブコンポーネントを配置する望ましい寸法
関連項目:
Container, minimumLayoutSize(java.awt.Container), Container.getPreferredSize()

minimumLayoutSize

public Dimension minimumLayoutSize(Container target)
指定されたターゲットコンテナに保持される各表示コンポーネントをレイアウトするのに必要な最小寸法を返します。

定義:
インタフェース LayoutManager 内の minimumLayoutSize
パラメータ:
target - 配置する必要があるコンポーネント
戻り値:
指定されたコンテナのサブコンポーネントを配置する最小寸法
関連項目:
preferredLayoutSize(java.awt.Container), Container, Container.doLayout()

layoutContainer

public void layoutContainer(Container target)
コンテナを配置します。このメソッドを使用すると、各コンポーネントは、この FlowLayout オブジェクトの制約を満たすために、ターゲットコンテナでコンポーネントの形状を変更してその推奨サイズになります。

定義:
インタフェース LayoutManager 内の layoutContainer
パラメータ:
target - 配置される指定されたコンポーネント
関連項目:
Container, Container.doLayout()

toString

public String toString()
この FlowLayout オブジェクトおよびその値の文字列表現を返します。

オーバーライド:
クラス Object 内の toString
戻り値:
このレイアウトの文字列表現

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バグの報告と機能のリクエスト
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