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JavaTM 2 Platform Std. Ed. v1.4.0 |
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概要: 入れ子 | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド |
java.lang.Object | +--java.lang.Number | +--java.lang.Byte
Byte
クラスは、プリミティブ型 byte
の値をオブジェクト内にラップします。Byte
型のオブジェクトには、byte
型の単一のフィールドがあります。
さらにこのクラスは、byte
を String
に、String
を byte
に変換する各種メソッドや、byte
の処理時に役立つ定数およびメソッドも提供します。
Number
,
直列化された形式フィールドの概要 | |
static byte |
MAX_VALUE
byte に設定可能な最大値 (27-1) を保持する定数 |
static byte |
MIN_VALUE
byte に設定可能な最小値 (-27) を保持する定数 |
static Class |
TYPE
byte のプリミティブ型を表す Class インスタンス |
コンストラクタの概要 | |
Byte(byte value)
指定された byte 値を表す、新しく割り当てられた Byte オブジェクトを構築します。 |
|
Byte(String s)
String パラメータで示される byte 値を表す、新しく割り当てられた Byte オブジェクトを構築します。 |
メソッドの概要 | |
byte |
byteValue()
この Byte の値を byte として返します。 |
int |
compareTo(Byte anotherByte)
2 つの Byte オブジェクトを数値的に比較します。 |
int |
compareTo(Object o)
この Byte をほかの Object と比較します。 |
static Byte |
decode(String nm)
String を Byte にデコードします。 |
double |
doubleValue()
この Byte の値を double として返します。 |
boolean |
equals(Object obj)
このオブジェクトを指定されたオブジェクトと比較します。 |
float |
floatValue()
この Byte の値を float として返します。 |
int |
hashCode()
Byte のハッシュコードを返します。 |
int |
intValue()
この Byte の値を int として返します。 |
long |
longValue()
この Byte の値を long として返します。 |
static byte |
parseByte(String s)
文字列の引数を符号付き 10 進数の byte 型として構文解析します。 |
static byte |
parseByte(String s,
int radix)
2 番目の引数に指定された基数を元にして、文字列の引数を符号付き byte として構文解析します。 |
short |
shortValue()
この Byte の値を short として返します。 |
String |
toString()
この Byte の値を表す String オブジェクトを返します。 |
static String |
toString(byte b)
指定された byte を表す新規 String オブジェクトを返します。 |
static Byte |
valueOf(String s)
指定された String により設定された値を保持する Byte オブジェクトを返します。 |
static Byte |
valueOf(String s,
int radix)
2 番目の引数で指定された基数を使用した構文解析時に、指定された String から抽出された値を保持する Byte オブジェクトを返します。 |
クラス java.lang.Object から継承したメソッド |
clone, finalize, getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait |
フィールドの詳細 |
public static final byte MIN_VALUE
byte
に設定可能な最小値 (-27) を保持する定数
public static final byte MAX_VALUE
byte
に設定可能な最大値 (27-1) を保持する定数
public static final Class TYPE
byte
のプリミティブ型を表す Class
インスタンス
コンストラクタの詳細 |
public Byte(byte value)
byte
値を表す、新しく割り当てられた Byte
オブジェクトを構築します。
value
- Byte
によって表される値public Byte(String s) throws NumberFormatException
String
パラメータで示される byte
値を表す、新しく割り当てられた Byte
オブジェクトを構築します。文字列は、基数 10 で parseByte
メソッドを使用するのと同じように byte
値に変換されます。
s
- Byte
に変換される String
NumberFormatException
- String
が構文解析可能な byte
値を含まない場合parseByte(java.lang.String, int)
メソッドの詳細 |
public static String toString(byte b)
byte
を表す新規 String
オブジェクトを返します。基数は 10 と見なされます。
b
- 変換される byte
byte
の文字列表現Integer.toString(int)
public static byte parseByte(String s) throws NumberFormatException
byte
型として構文解析します。文字列にある文字はすべて、10 進数でなければなりません。ただし、1 番目の文字だけは、負の値を表すためにマイナス記号の ASCII 文字 '-'
('\u002D'
) であってもかまいません。以上の結果生成された byte
値が返されます。これは、この引数と基数 10 が parseByte(java.lang.String, int)
メソッドに引数として指定された場合とまったく同じです。
s
- 構文解析対象の byte
表現を含む String
byte
値
NumberFormatException
- 文字列が構文解析可能な byte
値を含まない場合public static byte parseByte(String s, int radix) throws NumberFormatException
byte
として構文解析します。文字列にある文字はすべて、指定された基数の桁に使う数字でなければなりません。これは、Character.digit(char, int)
が負ではない値を返すかどうかによって調べることができます。ただし、1 番目の文字だけは、負の値を表すためにマイナス記号の ASCII 文字 '-'
('\u002D'
) であってもかまいません。以上の結果生成された byte
値が返されます。
以下に挙げる状況のどれかが発生した場合に、NumberFormatException
型の例外がスローされます。
null
であるか、長さゼロの文字列である
Character.MIN_RADIX
よりも小さいか、Character.MAX_RADIX
よりも大きい
'-'
('\u002d'
) であってもかまわない
byte
型の値ではない
s
- 構文解析対象の byte
表現を含む String
radix
- s
の構文解析時に使用する基数
byte
値
NumberFormatException
- 文字列に構文解析可能な byte
値が含まれない場合public static Byte valueOf(String s, int radix) throws NumberFormatException
String
から抽出された値を保持する Byte
オブジェクトを返します。最初の引数は、2 番目の引数で指定された基数内の符号付き byte
として解釈されます。これは、引数が parseByte(java.lang.String, int)
メソッドに渡された場合とまったく同じです。結果は、文字列により指定された byte
値を表す Byte
オブジェクトになります。
つまり、このメソッドが返す Byte
オブジェクトの値は、次の値に等しくなります。
new Byte(Byte.parseByte(s, radix))
s
- 構文解析される文字列radix
- s
の解釈に使用する基数
Byte
オブジェクト
NumberFormatException
- String
が構文解析可能な byte
値を含まない場合public static Byte valueOf(String s) throws NumberFormatException
String
により設定された値を保持する Byte
オブジェクトを返します。引数は、符号付き 10 進数の byte
として解釈されます。これは、引数が parseByte(java.lang.String)
に渡された場合とまったく同じです。結果は、文字列により指定された byte
値を表す Byte
オブジェクトになります。
つまり、このメソッドが返す Byte
オブジェクトの値は、次の値に等しくなります。
new Byte(Byte.parseByte(s))
s
- 構文解析される文字列
Byte
オブジェクト
NumberFormatException
- String
が構文解析可能な byte
値を含まない場合public static Byte decode(String nm) throws NumberFormatException
String
を Byte
にデコードします。以下の文法の 10 進数、16 進数、および 8 進数を指定できます。
DecimalNumeral、HexDigits、および OctalDigits は、「Java Language Specification」 の §3.10.1 で定義されています。
- DecodableString:
- Signopt DecimalNumeral
- Signopt
0x
HexDigits- Signopt
0X
HexDigits- Signopt
#
HexDigits- Signopt
0
OctalDigits
- Sign:
-
負の符号 (オプション) と基数指示子のいずれかまたはその両方に続く文字シーケンス ("0x
"、"0X
"、"#
"、または先頭のゼロ) は、指定された基数 (10、16、または 8) で Byte.parseByte
メソッドを使う場合と同じように構文解析されます。この文字シーケンスは正の数でなければならず、そうでない場合は NumberFormatException
がスローされます。指定された String
の最初の文字が負の符号である場合、生成された結果は否定されます。String
に空白文字を指定することはできません。
nm
- デコード対象の String
nm
により表される byte
値を保持する Byte
オブジェクト
NumberFormatException
- String
が構文解析可能な byte
値を含まない場合parseByte(java.lang.String, int)
public byte byteValue()
Byte
の値を byte
として返します。
Number
内の byteValue
byte
型に変換した値public short shortValue()
Byte
の値を short
として返します。
Number
内の shortValue
short
型に変換した値public int intValue()
Byte
の値を int
として返します。
Number
内の intValue
int
型に変換した値public long longValue()
Byte
の値を long
として返します。
Number
内の longValue
long
型に変換した値public float floatValue()
Byte
の値を float
として返します。
Number
内の floatValue
float
型に変換した値public double doubleValue()
Byte
の値を double
として返します。
Number
内の doubleValue
double
型に変換した値public String toString()
Byte
の値を表す String
オブジェクトを返します。値は、符号付きの 10 進数表現に変換され、文字列として返されます。これは、byte
値が toString(byte)
メソッドの引数として指定された場合とまったく同じです。
Object
内の toString
public int hashCode()
Byte
のハッシュコードを返します。
Object
内の hashCode
Object.equals(java.lang.Object)
,
Hashtable
public boolean equals(Object obj)
true
になるのは、引数が null
ではなく、このオブジェクトと同じ byte
値を含む Byte
オブジェクトである場合だけです。
Object
内の equals
obj
- 比較対象のオブジェクト
true
、そうでない場合は false
Object.hashCode()
,
Hashtable
public int compareTo(Byte anotherByte)
Byte
オブジェクトを数値的に比較します。
anotherByte
- 比較対象の Byte
Byte
が引数 Byte
と等しい場合は値 0
。この Byte
が引数 Byte
より小さい数値の場合は 0
より小さい値。この Byte
が引数 Byte
より大きい数値の場合は 0
より大きい値 (符号付きの比較)public int compareTo(Object o)
Byte
をほかの Object と比較します。オブジェクトが Byte
の場合、この関数の動作は compareTo(Byte)
と同じになります。そうでない場合は、ClassCastException
がスローされます。これは、Byte
の比較は Byte
同士でしか行えないためです。
Comparable
内の compareTo
o
- 比較対象の Object
Byte
と等しい Byte
が引数の場合は値 0
。この Byte
より大きい数値の Byte
が引数の場合は 0
より小さい値。この Byte
より小さい数値の Byte
が引数の場合は 0
より大きい値
ClassCastException
- 引数が Byte
ではない場合Comparable
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概要: 入れ子 | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド |
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