java.util.logging
クラス ConsoleHandler

java.lang.Object
  |
  +--java.util.logging.Handler
        |
        +--java.util.logging.StreamHandler
              |
              +--java.util.logging.ConsoleHandler

public class ConsoleHandler

extends StreamHandler

この Handler は、System.err にログレコードを発行します。デフォルトでは、SimpleFormatter は簡単な概要を生成するために使用されます。

構成: デフォルトで、各 ConsoleHandler は次に示す LogManager 構成プロパティを使用して初期化されます。プロパティが未定義の場合 (または無効な値を持つ場合)、指定されたデフォルトの値が使用されます。

• java.util.logging.ConsoleHandler.level は Handler のデフォルトレベルを指定する (デフォルトは Level.INFO)
• java.util.logging.ConsoleHandler.filter は使用する Filter クラスの名前を指定する (デフォルトは Filter なし)
• java.util.logging.ConsoleHandler.formatter は使用する Formatter クラスの名前を指定する (デフォルトは java.util.logging.SimpleFormatter)
• java.util.logging.ConsoleHandler.encoding は使用する文字セットエンコーディングの名前を指定する (デフォルトは、デフォルトプラットフォームのエンコーディング)

導入されたバージョン:

1.4

コンストラクタの概要

ConsoleHandler()
System.err の ConsoleHandler を作成します。

メソッドの概要

void	close() StreamHandler.close をオーバーライドしてフラッシュしますが、出力ストリームは閉じません。
void	publish(LogRecord record) LogRecord を発行します。

クラス java.util.logging.StreamHandler から継承したメソッド

flush, isLoggable, setEncoding, setOutputStream

クラス java.util.logging.Handler から継承したメソッド

getEncoding, getErrorManager, getFilter, getFormatter, getLevel, reportError, setErrorManager, setFilter, setFormatter, setLevel

クラス java.lang.Object から継承したメソッド

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

ConsoleHandler

public ConsoleHandler()

System.err の ConsoleHandler を作成します。

ConsoleHandler は LogManager のプロパティまたはそのデフォルト値に基づいて構成されます。

メソッドの詳細

publish

public void publish(LogRecord record)

LogRecord を発行します。

初期状態では、ロギングの要求は Logger オブジェクトに対して行われ、このオブジェクトは LogRecord を初期化してここに転送しました。

オーバーライド:

クラス StreamHandler 内の publish

パラメータ:

record - ログイベントの説明

close

public void close()

StreamHandler.close をオーバーライドしてフラッシュしますが、出力ストリームは閉じません。つまり、System.err は閉じません。

オーバーライド:

クラス StreamHandler 内の close