JavaTM Platform
Standard Ed. 6

java.awt.event
クラス WindowEvent

java.lang.Object
  上位を拡張 java.util.EventObject
      上位を拡張 java.awt.AWTEvent
          上位を拡張 java.awt.event.ComponentEvent
              上位を拡張 java.awt.event.WindowEvent
すべての実装されたインタフェース:
Serializable

public class WindowEvent
extends ComponentEvent

ウィンドウの状態が変わったことを示す低レベルのイベントです。この低レベルイベントは、ウィンドウがオープン、クローズ、アクティブ化、非アクティブ化、アイコン化、非アイコン化されたとき、または、フォーカスが Window に移動するか、あるいは Window から移動したときに Window オブジェクトによって生成されます。

発生したイベントは、ウィンドウの addWindowListener メソッドを使って、そのイベントを受け取るように登録されている WindowListener オブジェクトまたは WindowAdapter オブジェクトに渡されます。(WindowAdapter オブジェクトは、WindowListener インタフェースを実装しています。それぞれのリスナーオブジェクトは、イベントが発生すると、この WindowEvent を取得します。

導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
WindowAdapter, WindowListener, 「Tutorial: Writing a Window Listener」, 直列化された形式

フィールドの概要
static int WINDOW_ACTIVATED
          ウィンドウがアクティブになったことを示すイベント型です。
static int WINDOW_CLOSED
          ウィンドウがクローズされたことを示すイベントです。
static int WINDOW_CLOSING
          ウィンドウをクローズしていることを示すイベントです。
static int WINDOW_DEACTIVATED
          ウィンドウがアクティブでなくなったことを示すイベント型です。
static int WINDOW_DEICONIFIED
          ウィンドウが非アイコン化されたことを示すイベント型です。
static int WINDOW_FIRST
          ウィンドウイベント識別子の範囲を示す最初の番号です。
static int WINDOW_GAINED_FOCUS
          ウィンドウがフォーカスを取得したことを示すイベント型です。
static int WINDOW_ICONIFIED
          ウィンドウがアイコン化されたことを示すイベントです。
static int WINDOW_LAST
          ウィンドウイベント識別子の範囲を示す最後の番号です。
static int WINDOW_LOST_FOCUS
          ウィンドウがフォーカスを喪失したことを示すイベント型です。
static int WINDOW_OPENED
          ウィンドウがオープンされたことを示すイベントです。
static int WINDOW_STATE_CHANGED
          ウィンドウの状態が変更されたことを示すイベント型です。
 
クラス java.awt.event.ComponentEvent から継承されたフィールド
COMPONENT_FIRST, COMPONENT_HIDDEN, COMPONENT_LAST, COMPONENT_MOVED, COMPONENT_RESIZED, COMPONENT_SHOWN
 
クラス java.awt.AWTEvent から継承されたフィールド
ACTION_EVENT_MASK, ADJUSTMENT_EVENT_MASK, COMPONENT_EVENT_MASK, consumed, CONTAINER_EVENT_MASK, FOCUS_EVENT_MASK, HIERARCHY_BOUNDS_EVENT_MASK, HIERARCHY_EVENT_MASK, id, INPUT_METHOD_EVENT_MASK, INVOCATION_EVENT_MASK, ITEM_EVENT_MASK, KEY_EVENT_MASK, MOUSE_EVENT_MASK, MOUSE_MOTION_EVENT_MASK, MOUSE_WHEEL_EVENT_MASK, PAINT_EVENT_MASK, RESERVED_ID_MAX, TEXT_EVENT_MASK, WINDOW_EVENT_MASK, WINDOW_FOCUS_EVENT_MASK, WINDOW_STATE_EVENT_MASK
 
クラス java.util.EventObject から継承されたフィールド
source
 
コンストラクタの概要
WindowEvent(Window source, int id)
          WindowEvent オブジェクトを構築します。
WindowEvent(Window source, int id, int oldState, int newState)
          指定された以前のウィンドウ状態と新しいウィンドウ状態を使用して、WindowEvent を構築します。
WindowEvent(Window source, int id, Window opposite)
          指定された反対の WindowWindowEvent オブジェクトを構築します。
WindowEvent(Window source, int id, Window opposite, int oldState, int newState)
          WindowEvent オブジェクトを構築します。
 
メソッドの概要
 int getNewState()
          WINDOW_STATE_CHANGED イベントの場合、ウィンドウの新しい状態が返されます。
 int getOldState()
          WINDOW_STATE_CHANGED イベントの場合、以前のウィンドウ状態を返します。
 Window getOppositeWindow()
          このフォーカスまたはアクティベーション変更に関連するもう一方の Window を返します。
 Window getWindow()
          イベントの発生元を返します。
 String paramString()
          このイベントを特定するパラメータの文字列を返します。
 
クラス java.awt.event.ComponentEvent から継承されたメソッド
getComponent
 
クラス java.awt.AWTEvent から継承されたメソッド
consume, getID, isConsumed, setSource, toString
 
クラス java.util.EventObject から継承されたメソッド
getSource
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

WINDOW_FIRST

public static final int WINDOW_FIRST
ウィンドウイベント識別子の範囲を示す最初の番号です。

関連項目:
定数フィールド値

WINDOW_OPENED

public static final int WINDOW_OPENED
ウィンドウがオープンされたことを示すイベントです。このイベントは、ウィンドウが最初に可視化されたときにだけ送信されます。

関連項目:
定数フィールド値

WINDOW_CLOSING

public static final int WINDOW_CLOSING
ウィンドウをクローズしていることを示すイベントです。このイベントは、ユーザーがウィンドウのシステムメニューでウィンドウを閉じようとしたときに送信されます。このイベントを処理する際に、プログラムが明示的にウィンドウの非表示も破棄も行わない場合、ウィンドウクローズの操作は取り消されます。

関連項目:
定数フィールド値

WINDOW_CLOSED

public static final int WINDOW_CLOSED
ウィンドウがクローズされたことを示すイベントです。このイベントは、dispose メソッドの呼び出しの結果、ウィンドウがクローズされたあとで生成されます。

関連項目:
定数フィールド値

WINDOW_ICONIFIED

public static final int WINDOW_ICONIFIED
ウィンドウがアイコン化されたことを示すイベントです。このイベントは、ウィンドウが通常の状態から最小化された状態に変更されたときに送信されます。多くのプラットフォームにおいて、最小化されたウィンドウは、そのウィンドウの iconImage プロパティーで指定されたアイコンとして表示されます。

関連項目:
Frame.setIconImage(java.awt.Image), 定数フィールド値

WINDOW_DEICONIFIED

public static final int WINDOW_DEICONIFIED
ウィンドウが非アイコン化されたことを示すイベント型です。このイベントは、ウィンドウが最小化された状態から通常の状態に変更されたときに送信されます。

関連項目:
定数フィールド値

WINDOW_ACTIVATED

public static final int WINDOW_ACTIVATED
ウィンドウがアクティブになったことを示すイベント型です。このイベントは Window がアクティブ Window になったときに送信されます。Frame または Dialog のみがアクティブ Window になります。ネイティブのウィンドウ処理システムは、アクティブ Window またはハイライトされたタイトルバーなど特別な装飾を持つその子を表します。アクティブ Window は、常に、フォーカスされた Window か、またはフォーカスされた Window のオーナーである最初の Frame または Dialog のいずれかです。

関連項目:
定数フィールド値

WINDOW_DEACTIVATED

public static final int WINDOW_DEACTIVATED
ウィンドウがアクティブでなくなったことを示すイベント型です。このイベントは Window がアクティブ Window でなくなったときに送信されます。Frame または Dialog のみがアクティブ Window になります。ネイティブのウィンドウ処理システムは、アクティブ Window またはハイライトされたタイトルバーなど特別な装飾を持つその子を表します。アクティブ Window は、常に、フォーカスされた Window か、またはフォーカスされた Window のオーナーである最初の Frame または Dialog のいずれかです。

関連項目:
定数フィールド値

WINDOW_GAINED_FOCUS

public static final int WINDOW_GAINED_FOCUS
ウィンドウがフォーカスを取得したことを示すイベント型です。このイベントは、Window がフォーカスされた Window になったときに送信されます。 これは、その Window またはそのサブコンポーネントの 1つがキーボードイベントを受け取るようになったことを意味します。

関連項目:
定数フィールド値

WINDOW_LOST_FOCUS

public static final int WINDOW_LOST_FOCUS
ウィンドウがフォーカスを喪失したことを示すイベント型です。このイベントは、Window がフォーカスされた Window でなくなったときに送信されます。 これは、キーボードイベントがその Window またはそのサブコンポーネントに送信されなくなることを意味します。

関連項目:
定数フィールド値

WINDOW_STATE_CHANGED

public static final int WINDOW_STATE_CHANGED
ウィンドウの状態が変更されたことを示すイベント型です。このイベントは、Window の状態が変更されたとき (アイコン化、最大化など) に送信されます。

導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
定数フィールド値

WINDOW_LAST

public static final int WINDOW_LAST
ウィンドウイベント識別子の範囲を示す最後の番号です。

関連項目:
定数フィールド値
コンストラクタの詳細

WindowEvent

public WindowEvent(Window source,
                   int id,
                   Window opposite,
                   int oldState,
                   int newState)
WindowEvent オブジェクトを構築します。 

無効な id を渡して、特定できない動作を発生させないようにしてください。このメソッドは sourcenull の場合に IllegalArgumentException をスローします。

パラメータ:
source - イベントの発生元の Window オブジェクト
id - イベントの型を示す整数
opposite - フォーカスまたはアクティベーション変更に関連するもう一方のウィンドウ、 または null
oldState - ウィンドウの状態変更イベント発生前のウィンドウ状態
newState - ウィンドウの状態変更イベント発生後の新しいウィンドウ状態
例外:
IllegalArgumentException - source が null の場合
導入されたバージョン:
1.4

WindowEvent

public WindowEvent(Window source,
                   int id,
                   Window opposite)
指定された反対の WindowWindowEvent オブジェクトを構築します。この反対の Window は、このフォーカスまたはアクティベーションの変更に含まれるもう一方の Window です。WINDOW_ACTIVATED または WINDOW_GAINED_FOCUS イベントの場合、これはアクティベーションまたはフォーカスを喪失した Window です。WINDOW_DEACTIVATED または WINDOW_LOST_FOCUS イベントの場合、これはアクティベーションまたはフォーカスを取得した Window です。このフォーカス変更が、ネイティブアプリケーションや異なる VM の Java アプリケーションを使うか、またはもう一方の Window をまったく使わずに行われる場合、反対の Window は null になります。 

無効な id を渡して、特定できない動作を発生させないようにしてください。このメソッドは sourcenull の場合に IllegalArgumentException をスローします。

パラメータ:
source - イベントの発生元の Window オブジェクト
id - WINDOW_ACTIVATEDWINDOW_DEACTIVATEDWINDOW_GAINED_FOCUS、または WINDOW_LOST_FOCUS。この種のイベントの反対の Window は常に null であるため、このコンストラクタはその他の WindowEvent では使用されないと見なされる
opposite - フォーカスまたはアクティベーション変更に関連するもう一方の Window、または null
例外:
IllegalArgumentException - source が null の場合
導入されたバージョン:
1.4

WindowEvent

public WindowEvent(Window source,
                   int id,
                   int oldState,
                   int newState)
指定された以前のウィンドウ状態と新しいウィンドウ状態を使用して、WindowEvent を構築します。 

無効な id を渡して、特定できない動作を発生させないようにしてください。このメソッドは sourcenull の場合に IllegalArgumentException をスローします。

パラメータ:
source - イベントの発生元の Window オブジェクト
id - WINDOW_STATE_CHANGED イベント型。以前のウィンドウと新しいウィンドウの状態が、その他のイベント型にとって無意味であるため、このコンストラクタは、その他の WindowEvent 型では使用されないと見なされる
oldState - 以前のウィンドウ状態を表す整数
newState - 新しいウィンドウ状態を表す整数
例外:
IllegalArgumentException - source が null の場合
導入されたバージョン:
1.4

WindowEvent

public WindowEvent(Window source,
                   int id)
WindowEvent オブジェクトを構築します。 

無効な id を渡して、特定できない動作を発生させないようにしてください。このメソッドは sourcenull の場合に IllegalArgumentException をスローします。

パラメータ:
source - イベントの発生元の Window オブジェクト
id - イベントの型を示す整数
例外:
IllegalArgumentException - source が null の場合
メソッドの詳細

getWindow

public Window getWindow()
イベントの発生元を返します。

戻り値:
イベントの発生元の Window オブジェクト

getOppositeWindow

public Window getOppositeWindow()
このフォーカスまたはアクティベーション変更に関連するもう一方の Window を返します。WINDOW_ACTIVATED または WINDOW_GAINED_FOCUS イベントの場合、これはアクティベーションまたはフォーカスを喪失した Window です。WINDOW_DEACTIVATED または WINDOW_LOST_FOCUS の場合、これはアクティベーションまたはフォーカスを取得した Window です。このほかのすべての型の WindowEvent の場合、あるいはフォーカスまたはアクティベーションが、ネイティブアプリケーションや異なる VM またはコンテキストの Java アプリケーションを使用するか、もう一方の Window を使用せずに変更された場合、null が返されます。

戻り値:
フォーカスまたはアクティベーション変更に関連するもう一方の Window、または null
導入されたバージョン:
1.4

getOldState

public int getOldState()
WINDOW_STATE_CHANGED イベントの場合、以前のウィンドウ状態を返します。このフレームの状態をビットマスクで返します。

戻り値:
以前のウィンドウ状態のビット単位マスク
導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
Frame.getExtendedState()

getNewState

public int getNewState()
WINDOW_STATE_CHANGED イベントの場合、ウィンドウの新しい状態が返されます。このフレームの状態をビットマスクで返します。

戻り値:
新しいウィンドウ状態のビット単位マスク
導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
Frame.getExtendedState()

paramString

public String paramString()
このイベントを特定するパラメータの文字列を返します。このメソッドは、イベントログの作成およびデバッグに使用します。

オーバーライド:
クラス ComponentEvent 内の paramString
戻り値:
イベントを特定する文字列とその属性

JavaTM Platform
Standard Ed. 6

バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

Copyright 2009 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved. Use is subject to license terms. Documentation Redistribution Policy も参照してください。