JavaTM Platform
Standard Ed. 6

java.awt.geom
クラス Path2D.Float

java.lang.Object
  上位を拡張 java.awt.geom.Path2D
      上位を拡張 java.awt.geom.Path2D.Float
すべての実装されたインタフェース:
Shape, Serializable, Cloneable
直系の既知のサブクラス:
GeneralPath
含まれているクラス:
Path2D

public static class Path2D.Float
extends Path2D
implements Serializable

Float クラスは、座標が単精度浮動小数点で格納される幾何学的パスを定義します。

導入されたバージョン:
1.6
関連項目:
直列化された形式

入れ子のクラスの概要
 
クラス java.awt.geom.Path2D から継承された入れ子のクラス/インタフェース
Path2D.Double, Path2D.Float
 
フィールドの概要
 
クラス java.awt.geom.Path2D から継承されたフィールド
WIND_EVEN_ODD, WIND_NON_ZERO
 
コンストラクタの概要
Path2D.Float()
          Path2D.WIND_NON_ZERO のデフォルトの屈曲規則を使用して、新しい空の単精度 Path2D オブジェクトを構築します。
Path2D.Float(int rule)
          パスの内部を定義する必要があるオペレーションを制御するために屈曲規則を指定して、新しい空の単精度 Path2D オブジェクトを構築します。
Path2D.Float(int rule, int initialCapacity)
          屈曲規則、およびパスセグメントを格納できる初期容量を指定して、新しい空の単精度 Path2D オブジェクトを構築します。
Path2D.Float(Shape s)
          任意の Shape オブジェクトから新しい単精度 Path2D オブジェクトを構築します。
Path2D.Float(Shape s, AffineTransform at)
          AffineTransform オブジェクトによって変換された任意の Shape オブジェクトから新しい単精度 Path2D オブジェクトを構築します。
 
メソッドの概要
 void append(PathIterator pi, boolean connect)
          指定された PathIterator オブジェクトの幾何学的図形をパスに追加します。
 Object clone()
          このオブジェクトと同じクラスの新しいオブジェクトを作成します。
 void curveTo(double x1, double y1, double x2, double y2, double x3, double y3)
          3 つの新しい点によって定義される曲線セグメントをパスに追加します。
 void curveTo(float x1, float y1, float x2, float y2, float x3, float y3)
          3 つの新しい点によって定義される曲線セグメントをパスに追加します。
 Rectangle2D getBounds2D()
          高精度で getBounds メソッドより精密な、Shape のバウンディングボックスを返します。
 PathIterator getPathIterator(AffineTransform at)
          Shape の境界に沿って繰り返し処理を行い、Shape の輪郭の幾何学的図形にアクセスできるようにする反復子オブジェクトを返します。
 void lineTo(double x, double y)
          現在の座標から倍精度で新しく指定された座標まで直線を描画して点をパスに追加します。
 void lineTo(float x, float y)
          現在の座標から float 精度で新しく指定された座標まで直線を描画して点をパスに追加します。
 void moveTo(double x, double y)
          倍精度で指定された座標に移動して点をパスに追加します。
 void moveTo(float x, float y)
          float 精度で指定された座標に移動して点をパスに追加します。
 void quadTo(double x1, double y1, double x2, double y2)
          2 つの新しい点によって定義される曲線セグメントをパスに追加します。
 void quadTo(float x1, float y1, float x2, float y2)
          2 つの新しい点によって定義される曲線セグメントをパスに追加します。
 void transform(AffineTransform at)
          指定された AffineTransform を使用して、このパスの幾何学的図形を変換します。
 
クラス java.awt.geom.Path2D から継承されたメソッド
append, closePath, contains, contains, contains, contains, contains, contains, contains, contains, createTransformedShape, getBounds, getCurrentPoint, getPathIterator, getWindingRule, intersects, intersects, intersects, intersects, reset, setWindingRule
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

Path2D.Float

public Path2D.Float()
Path2D.WIND_NON_ZERO のデフォルトの屈曲規則を使用して、新しい空の単精度 Path2D オブジェクトを構築します。

導入されたバージョン:
1.6

Path2D.Float

public Path2D.Float(int rule)
パスの内部を定義する必要があるオペレーションを制御するために屈曲規則を指定して、新しい空の単精度 Path2D オブジェクトを構築します。

パラメータ:
rule - 屈曲規則
導入されたバージョン:
1.6
関連項目:
Path2D.WIND_EVEN_ODD, Path2D.WIND_NON_ZERO

Path2D.Float

public Path2D.Float(int rule,
                    int initialCapacity)
屈曲規則、およびパスセグメントを格納できる初期容量を指定して、新しい空の単精度 Path2D オブジェクトを構築します。この数字は、パスに追加されるパスセグメントの数についての初期推定ですが、パスセグメントが追加されるときに、必要に応じて格納するためのストレージが拡張されます。

パラメータ:
rule - 屈曲規則
initialCapacity - パスにあるパスセグメントの数の推定値
導入されたバージョン:
1.6
関連項目:
Path2D.WIND_EVEN_ODD, Path2D.WIND_NON_ZERO

Path2D.Float

public Path2D.Float(Shape s)
任意の Shape オブジェクトから新しい単精度 Path2D オブジェクトを構築します。このパスの初期幾何学的図形および屈曲規則はすべて、指定された Shape オブジェクトからとられます。

パラメータ:
s - 指定された Shape オブジェクト
導入されたバージョン:
1.6

Path2D.Float

public Path2D.Float(Shape s,
                    AffineTransform at)
AffineTransform オブジェクトによって変換された任意の Shape オブジェクトから新しい単精度 Path2D オブジェクトを構築します。このパスの初期幾何学的図形および屈曲規則はすべて、指定された Shape オブジェクトからとられ、指定された AffineTransform オブジェクトによって変換されます。

パラメータ:
s - 指定された Shape オブジェクト
at - 指定された AffineTransform オブジェクト
導入されたバージョン:
1.6
メソッドの詳細

moveTo

public final void moveTo(double x,
                         double y)
倍精度で指定された座標に移動して点をパスに追加します。

定義:
クラス Path2D 内の moveTo
パラメータ:
x - 指定された X 座標
y - 指定された Y 座標
導入されたバージョン:
1.6

moveTo

public final void moveTo(float x,
                         float y)
float 精度で指定された座標に移動して点をパスに追加します。

このメソッドは、基底 Path2D クラスの倍精度 moveTo() メソッドの単精度バリアントです。

パラメータ:
x - 指定された X 座標
y - 指定された Y 座標
導入されたバージョン:
1.6
関連項目:
Path2D.moveTo(double, double)

lineTo

public final void lineTo(double x,
                         double y)
現在の座標から倍精度で新しく指定された座標まで直線を描画して点をパスに追加します。

定義:
クラス Path2D 内の lineTo
パラメータ:
x - 指定された X 座標
y - 指定された Y 座標
導入されたバージョン:
1.6

lineTo

public final void lineTo(float x,
                         float y)
現在の座標から float 精度で新しく指定された座標まで直線を描画して点をパスに追加します。

このメソッドは、基底 Path2D クラスの倍精度 lineTo() メソッドの単精度バリアントです。

パラメータ:
x - 指定された X 座標
y - 指定された Y 座標
導入されたバージョン:
1.6
関連項目:
Path2D.lineTo(double, double)

quadTo

public final void quadTo(double x1,
                         double y1,
                         double x2,
                         double y2)
2 つの新しい点によって定義される曲線セグメントをパスに追加します。曲線セグメントは、指定された点 (x1,y1) を 2 次パラメトリック制御点として使用して、現在の座標と指定された座標 (x2,y2) を通る 2 次曲線として描画します。すべての座標は、倍精度で指定されます。

定義:
クラス Path2D 内の quadTo
パラメータ:
x1 - 2 次制御点の X 座標
y1 - 2 次制御点の Y 座標
x2 - 最後の終点の X 座標
y2 - 最後の終点の Y 座標
導入されたバージョン:
1.6

quadTo

public final void quadTo(float x1,
                         float y1,
                         float x2,
                         float y2)
2 つの新しい点によって定義される曲線セグメントをパスに追加します。曲線セグメントは、指定された点 (x1,y1) を 2 次パラメトリック制御点として使用して、現在の座標と指定された座標 (x2,y2) を通る 2 次曲線として描画します。すべての座標は、float 精度で指定されます。

このメソッドは、基底 Path2D クラスの倍精度 quadTo() メソッドの単精度バリアントです。

パラメータ:
x1 - 2 次制御点の X 座標
y1 - 2 次制御点の Y 座標
x2 - 最後の終点の X 座標
y2 - 最後の終点の Y 座標
導入されたバージョン:
1.6
関連項目:
Path2D.quadTo(double, double, double, double)

curveTo

public final void curveTo(double x1,
                          double y1,
                          double x2,
                          double y2,
                          double x3,
                          double y3)
3 つの新しい点によって定義される曲線セグメントをパスに追加します。曲線セグメントは、指定された点 (x1,y1) および点 (x2,y2) をベジェ制御点として使用して、現在の座標と指定された座標 (x3,y3) の両方を通るベジェ曲線として描画します。すべての座標は、倍精度で指定されます。

定義:
クラス Path2D 内の curveTo
パラメータ:
x1 - 最初のベジェ制御点の X 座標
y1 - 最初のベジェ制御点の Y 座標
x2 - 2 番目のベジェ制御点の X 座標
y2 - 2 番目のベジェ制御点の Y 座標
x3 - 最後の終点の X 座標
y3 - 最後の終点の Y 座標
導入されたバージョン:
1.6

curveTo

public final void curveTo(float x1,
                          float y1,
                          float x2,
                          float y2,
                          float x3,
                          float y3)
3 つの新しい点によって定義される曲線セグメントをパスに追加します。曲線セグメントは、指定された点 (x1,y1) および点 (x2,y2) をベジェ制御点として使用して、現在の座標と指定された座標 (x3,y3) の両方を通るベジェ曲線として描画します。すべての座標は、float 精度で指定されます。

このメソッドは、基底 Path2D クラスの倍精度 curveTo() メソッドの単精度バリアントです。

パラメータ:
x1 - 最初のベジェ制御点の X 座標
y1 - 最初のベジェ制御点の Y 座標
x2 - 2 番目のベジェ制御点の X 座標
y2 - 2 番目のベジェ制御点の Y 座標
x3 - 最後の終点の X 座標
y3 - 最後の終点の Y 座標
導入されたバージョン:
1.6
関連項目:
Path2D.curveTo(double, double, double, double, double, double)

append

public final void append(PathIterator pi,
                         boolean connect)
指定された PathIterator オブジェクトの幾何学的図形をパスに追加します。その新しい幾何学的図形をラインセグメントで既存のパスセグメントに接続することも可能です。connect パラメータが true であり、パスが空でない場合、追加された Shape の幾何学的図形の初期 moveTolineTo セグメントに変わります。そのような接続 lineTo セグメントのデスティネーションの座標が現在開いているサブパスの終了座標と一致する場合、セグメントは不要なので省略されます。指定された Shape の屈曲規則は無視され、追加された幾何学的図形はこのパスに指定された屈曲規則に制御されます。

定義:
クラス Path2D 内の append
パラメータ:
pi - このパスに幾何学的図形が追加される PathIterator
connect - 新しい幾何学的図形を既存のパスに接続するために初期 moveTo セグメントを lineTo セグメントに変えるかどうかを制御する boolean 値
導入されたバージョン:
1.6

transform

public final void transform(AffineTransform at)
指定された AffineTransform を使用して、このパスの幾何学的図形を変換します。幾何学的図形は適切に変換され、これにより、このオブジェクトによって定義される境界が永久的に変更されます。

定義:
クラス Path2D 内の transform
パラメータ:
at - 領域を変換するのに使う AffineTransform
導入されたバージョン:
1.6

getBounds2D

public final Rectangle2D getBounds2D()
高精度で getBounds メソッドより精密な、Shape のバウンディングボックスを返します。返された Rectangle2DShape を囲む最小のバウンディングボックスであるとは限りません。 示された Rectangle2D 内に Shape が完全に収まるというだけです。戻り値を、倍精度値を使用して寸法を格納する Rectangle2D のインスタンスにすることもできるため、このメソッドによって返されるバウンディングボックスは、通常、getBounds メソッドによって返されるバウンディングボックスよりもぴったりしたものになり、オーバーフローのために失敗することはありません。

定義:
インタフェース Shape 内の getBounds2D
戻り値:
Shape の高精度バウンディングボックスを表す Rectangle2D のインスタンス
導入されたバージョン:
1.6
関連項目:
Shape.getBounds()

getPathIterator

public PathIterator getPathIterator(AffineTransform at)
Shape の境界に沿って繰り返し処理を行い、Shape の輪郭の幾何学的図形にアクセスできるようにする反復子オブジェクトを返します。任意の AffineTransform が指定された場合、繰り返し処理で返される座標がそれに応じて変換されます。

このメソッドを呼び出すたびに、同時に使用されているほかのすべての PathIterator オブジェクトとは無関係に、Shape オブジェクトの幾何学的図形をトラバースする新しい PathIterator オブジェクトが返されます。

Shape インタフェースを実装するオブジェクトは、実行中の繰り返し処理を元のオブジェクトの幾何学的図形に対して発生する可能性のある変更から分離させることが推奨されますが、これは保証されてはいません。

このクラスの反復子は、マルチスレッドに対して安全ではありません。つまり Path2D クラスでは、この Path2D オブジェクトの幾何学的図形を変更すると、この幾何学的図形についてすでに進行中の繰り返し処理に影響を及ぼす場合があります。

定義:
インタフェース Shape 内の getPathIterator
パラメータ:
at - 繰り返し処理で返されるときに座標に適用されるオプションの AffineTransform、変換されていない座標が必要な場合は null
戻り値:
Shape の幾何学的図形を独立してトラバースする新しい PathIterator オブジェクト
導入されたバージョン:
1.6

clone

public final Object clone()
このオブジェクトと同じクラスの新しいオブジェクトを作成します。

定義:
クラス Path2D 内の clone
戻り値:
このインスタンスの複製
例外:
OutOfMemoryError - 十分なメモリがない場合
導入されたバージョン:
1.6
関連項目:
Cloneable

JavaTM Platform
Standard Ed. 6

バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

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