JavaTM Platform
Standard Ed. 6

java.lang
インタフェース Runnable

既知のサブインタフェースの一覧:
RunnableFuture<V>, RunnableScheduledFuture<V>
既知の実装クラスの一覧:
AsyncBoxView.ChildState, FutureTask, RenderableImageProducer, SwingWorker, Thread, TimerTask

public interface Runnable

インスタンスを 1 つのスレッドで実行するすべてのクラスでは、Runnable インタフェースを実装する必要があります。このクラスは、引数のないメソッド run を定義しなければいけません。

このインタフェースは、アクティブな間にコードを実行したいオブジェクトが使う、共通のプロトコルを提供するために設計されています。たとえば、RunnableThread クラスによって実装されます。アクティブであるということは、スレッドが開始されて、まだ終了していない状態を意味します。

さらに Runnable は、Thread をサブクラス化せずにクラスをアクティブにする手段を提供します。Runnable を実装するクラスは、Thread のインスタンスを生成し、ターゲットとしてクラス自身を渡すことにより Thread をサブクラス化をしなくても実行できます。Thread クラスのメソッドのうち、run() だけをオーバーライドして使用する場合は、Runnable インタフェースを使用してください。これは、クラスの基本的な動作を修正または拡張するのでない限り、そのクラスをサブクラス化することは好ましくないため、重要です。

導入されたバージョン:
JDK1.0
関連項目:
Thread, Callable

メソッドの概要
 void run()
          オブジェクトが実装するインタフェース Runnable を使ってスレッドを作成し、そのスレッドを開始すると、独立して実行されるスレッド内で、オブジェクトの run メソッドが呼び出されます。
 

メソッドの詳細

run

void run()
オブジェクトが実装するインタフェース Runnable を使ってスレッドを作成し、そのスレッドを開始すると、独立して実行されるスレッド内で、オブジェクトの run メソッドが呼び出されます。

run メソッドの一般的な規約によれば、run メソッドはどのようなアクションを実行してもかまいません。

関連項目:
Thread.run()

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