Java™ Platform
Standard Edition 7

パッケージ java.nio

データのコンテナであるバッファーについて定義し、その他の NIO パッケージの概要情報を提供します。

参照: 説明

パッケージ java.nio の説明

データのコンテナであるバッファーについて定義し、その他の NIO パッケージの概要情報を提供します。

NIO API は、主に次の抽象化要素から構成されます。

java.nio パッケージは、NIO API 全体で使用するバッファークラスを定義します。文字セット API は java.nio.charset パッケージで、チャネル API とセレクタ API は java.nio.channels パッケージで定義されています。これらのサブパッケージは、それぞれ固有のサービスプロバイダ (SPI) サブパッケージを備えています。それらのサブパッケージの内容は、プラットフォームのデフォルト実装を拡張するときや、代替実装を構築するときに使用します。

Buffer

説明

Buffer 位置、リミット、容量
クリア、フリップ、リワインド、マーク/リセット
  ByteBuffer get/put、圧縮、ビュー、割り当て、ラップ 
    MappedByteBuffer   ファイルにマップされる byte バッファー
  CharBuffer get/put、圧縮、割り当て、ラップ 
  DoubleBuffer     ' '
  FloatBuffer     ' '
  IntBuffer     ' '
  LongBuffer     ' '
  ShortBuffer     ' '
ByteOrder byte 順序の型保証された列挙  

バッファー」は、特定のプリミティブ型のデータを一定の容量だけ格納するコンテナです。バッファーには、こうしたデータとともに、「位置」(次に読み込みまたは書き込みを行う要素のインデックス) と「リミット」(読み込みまたは書き込みを行なってはならない最初の要素のインデックス) が格納されます。基底クラス Buffer クラスは、これらのプロパティーに加えて、クリアフリップ、およびリワインドのメソッド、現在の位置をマークするメソッド、前のマーク位置に戻るメソッドも定義します。

非ブール型のプリミティブ型を対象とするバッファークラスもあります。各クラスは、バッファーでのデータの入出力を行う get および put メソッド、バッファーの圧縮複製、およびスライス用のメソッド、新しいバッファーを割り当てる static メソッド、既存の配列をバッファーにラップする static メソッドからなるファミリを定義します。

byte バッファーには、入出力操作のソースやターゲットとして使用できるという特徴があります。byte バッファーは、その他のバッファークラスにはない機能をいくつかサポートしています。

ほかで指定がない場合、null 引数をこのパッケージの任意のクラスまたはインタフェースのメソッドまたはコンストラクタへ渡すと、NullPointerException がスローされます。

導入されたバージョン:
1.4
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詳細な API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java SE のドキュメントを参照してください。そのドキュメントには、概念的な概要、用語の定義、回避方法、有効なコード例などの、開発者を対象にしたより詳細な説明が含まれています。
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