イベントの処理
JavaFXアプリケーションでは、なんらかの出来事が発生したことを示す通知としてイベントが使用されます。ユーザーがボタンのクリック、キーの押下、マウスの移動などのアクションを実行すると、イベントがディスパッチされます。イベントはアプリケーション内の登録済イベント・フィルタおよびイベント・ハンドラに渡され、それに対するレスポンスが返されます。このチュートリアルでは、イベント処理の仕組みについて説明し、その例を紹介します。
このチュートリアルの内容は次のとおりです。
-
JavaFXアプリケーション内でのイベント処理の基礎となるアーキテクチャについて説明します。
-
ユーザーがアプリケーションと対話するときに生成されるイベントを処理するためのイベント・ハンドラを提供する最も簡単な方法について説明します。
-
イベント・フィルタを使用してイベントを処理する方法を示すサンプルを紹介します。
-
イベント・ハンドラを使用してイベントを処理する方法を示すサンプルを紹介します。
-
タッチ対応デバイスでのユーザーのジェスチャに応じて生成されるイベントについて説明し、ジェスチャからのイベントの記録方法を示すサンプルを紹介します。
-
ユーザーがタッチ画面にタッチしたときに生成されるイベントおよびタッチ・ポイントについて説明し、JavaFXアプリケーションでのタッチ・イベントの使用方法を示すサンプルを紹介します。