キャッシュのプロパティ

注:

キャッシュ・プロパティは、ブロック・ストレージ・データベースにのみ適用されます。

「キャッシュ」タブに次のようにキャッシュ・サイズとキャッシュ・ロックが表示されます:

  • キャッシュ・メモリーのロック - データベース・マネージャ権限を持っているデータベースについて、キャッシュ・メモリーのロックを使用可能にできます

    メモリーをロックすると、システムのメモリー・マネージャがOracle Essbaseのキャッシュ・メモリーをスワップしたり予約したりする必要がなくなるので、データベースのパフォーマンスが向上することがあります。メモリーのロックを変更した場合、変更内容はデータベースをいったん停止して再起動したときに有効になります。

  • インデックス・ページ設定(KB) - インデックス・ページのサイズ(8KBで変更不可能)が表示されます

  • インデックス・ページの現在値(KB) - データベースにデータが含まれる場合、「インデックス・ページ設定」の値が表示されます

  • キャッシュ・サイズ - インデックス・キャッシュ、データ・ファイル・キャッシュおよびデータ・キャッシュに割り当てられるメモリーの量を設定に役立つ様々なバッファのサイズ

    デフォルト値、最小値、推奨値は、Oracle Essbaseデータベース管理者ガイドを参照してください。

  • インデックス・キャッシュ設定(KB) - インデックスに使用されるメモリーの量(KB単位)

  • インデックス・キャッシュの現在値(KB) - インデックスに使用されているメモリーの量

  • データ・ファイル・キャッシュ設定(KB) - 圧縮されたデータ・ファイル(.pag)を保持するためのメモリーの量(KB単位)。(データベースがバッファ入出力を使用している場合は適用できません。)

  • データ・ファイル・キャッシュの現在値(KB) - データ・ファイルに使用されているメモリーの量

  • データ・キャッシュ設定(KB) - 圧縮されないデータ・ブロックの保持に使用されるメモリーの量(KB単位)

  • データ・キャッシュの現在値(KB) - データ・キャッシュに使用されているメモリーの量