ルール、ルールセット、テンプレート、式およびスクリプトのインポート

Oracle Hyperion Calculation Managerでルール、ルールセット、テンプレート、式およびスクリプトをアプリケーションにインポートします。

インポート後、インポートの結果をローカル・ファイルに保存できます。

オブジェクトをインポートするには、ファイルの種類が次のいずれかである必要があります。

  • すべてのユーザー: .xml。オブジェクトをxmlフォーマットで格納するファイル

  • すべてのユーザー: .zip。zipファイルにはxmlファイルのみが含まれます
  • Oracle Hyperion Financial Managementユーザーのみ: .rle。オブジェクトをVisual Basicフォーマットで格納するファイル

  • Financial Managementユーザーのみ: .cmo。オブジェクトをASCIIテキスト・フォーマットで格納するファイル

  • Oracle Hyperion PlanningOracle EssbaseおよびOracle General Ledgerユーザーのみ: .csc。オブジェクトをEssbase計算スクリプト・フォーマットで格納するファイル

注:

ある製品タイプから別の製品タイプにインポートすることはできません。

オブジェクトをインポートするには:

  1. システム・ビュー「アクション」「インポート」の順に選択するか、「インポート」ボタンをクリックします。
  2. 「インポート」ダイアログ・ボックスの「ファイルのインポート詳細」「参照」をクリックし、インポートするファイルを選択します。
  3. 「場所詳細」で、アプリケーション・タイプ、アプリケーションおよびキューブを入力します。
    • .cscファイルの場合は、場所の詳細を入力する必要があります。

    • ファイルが.xmlファイルで、場所の詳細がすでにインポート・ファイルに含まれている場合、場所の詳細を入力する必要はありません。

    • ファイルが.rleファイルで、場所の詳細を入力した場合、キーワード'app_name=<name of the application>は.rleファイルの最初の行にある必要があります。たとえば、'app_name=Statutory

    • .cmoファイルの場合、アプリケーションの情報はキーワードに含まれます。

    「場所詳細」に入力された情報は、インポート・ファイルに指定された場所より優先されます。場所情報がインポート・ファイルに指定されていない場合、「場所詳細」に情報を入力する必要があります。そうしないと、インポートは失敗します。

  4. 「インポート・オプション」で、次のオプションのいずれかを選択します。
    • 既存のオブジェクトの上書き - インポートするオブジェクトが、アプリケーションおよび計算、キューブ、またはデータベースのオブジェクトを置換します。

    • 既存のオブジェクトをスキップ - インポートされるオブジェクトがまだ存在しない場合、オブジェクトはアプリケーションおよび計算、キューブまたはデータベースのオブジェクトに追加されます。存在する場合、オブジェクトはインポートされず、結果のステータスは「スキップされました」と示されます。

    • 重複のエラー出力 - インポートされるオブジェクトが、アプリケーションおよび計算、キューブまたはデータベースにすでに存在するオブジェクトと重複する場合、重複するオブジェクトの名前がログ・ファイルに書き込まれ、オブジェクトはインポートされずに、インポート・プロセスが停止します。

  5. Financial Managementユーザーのみ: .rleファイルをインポートしている場合、次の変換オプションが有効です:
    • スクリプト・コンポーネント - .rleファイルをCalculation Managerのスクリプト・コンポーネントに変換します。

    • グラフィカル・コンポーネント - .rleファイルをCalculation Managerのグラフィカル・コンポーネントに変換します。

      「グラフィカル・コンポーネント」を選択すると、次を実行できます:

      • コンポーネント・レベルの条件ブロックを使用しますを選択して、式コンポーネントの一部としてフロー・ちゃーとに条件を含めることができます。(デフォルトでは、条件は、式コンポーネントの一部としてではなく、個別の条件コンポーネントとしてフロー・チャートに含まれます。)

      • オプションを選択して、スクリプトのコメントに基づいて文をコンポーネント・オブジェクトに分割する方法を指定します:

        • 別のコンポーネント - スクリプトの各コメント行に対して、個別のコンポーネントを生成します。

        • 複数ブロックのコンポーネント - スクリプトのコメント行ごとに1ブロックを含む1つのコンポーネントを生成します。

        • 単一ブロックのコンポーネント - スクリプトのすべてのコメント行に対して1ブロックを含む1つのコンポーネントを生成します。(コメント行ごとに個別のブロックはありません。)

  6. 「インポート」をクリックします。
  7. オプション: 「名前を付けて保存」をクリックして、インポートの結果をローカル・ファイルに保存します。