注:
これらのコンポーネントは、Oracle Essbase集約ストレージ・アプリケーションおよびOracle General Ledgerアプリケーションでのみ使用できます。
ビジネス・ルール内から視点コンポーネントを作成します。
視点コンポーネントを作成するには:
ビジネス・ルールがルール・デザイナに表示されます。
視点オブジェクトが内部に矢印の付いた2つの丸として表示されます。
注:
視点コンポーネントを作成する対象のビジネス・ルールにグローバル範囲が定義されている場合、「視点」タブにはビジネス・ルールのメンバー選択がデフォルトで表示されます。グローバル範囲がビジネス・ルールに定義されているかどうか確認するには、フロー・チャートで「開始」または「終了」タブを選択します。次に、「グローバル範囲」タブをクリックして、メンバー、関数または変数が定義されているかどうかを確認します。
「変数セレクタ」をクリックして、視点を定義する変数を選択または作成します。変数を選択する場合、「変数に動的にリンク」を選択すると、変更が行われる際に変数が動的に確実に更新されます。
「メンバー・セレクタ」をクリックして、視点を定義するメンバーを選択します。
「値」列でディメンションの行をクリックして、視点を定義するメンバーの名前を入力します。
ディメンションの行をクリックし、「アクション」アイコンをクリックし、次のいずれかのオプションを選択してメンバーを入力します。
メンバー(コンポーネントへのメンバーおよび関数の追加を参照)
変数(変数の操作を参照)
非Groovyルールの場合、メンバーまたはメンバー(複数)タイプの変数のみが、集約ストレージ・オプション(ASO)タイプのOracle Hyperion Planningキューブでサポートされているタイプの変数です
関数 (関数の操作を参照)
入力する関数はレベル0のメンバーのみを戻し、関数名の前に@記号が含まれる必要があります。List
パラメータを持つすべての関数では、単一のメンバー、または1つのメンバーかメンバー・リストを戻す関数を入力する必要があります。
入力できる関数は次のとおりです:
入力メンバーを指定すると、@ANCESTOR(Member Name,Index|Layer)
は指定されたインデックスまたはレイヤーの祖先を戻します。(ルールのPOVでのみ@ANCESTOR
を使用します。)
@ATTRIBUTE(Attribute Member Name)
は、指定された属性メンバーに関連付けられているすべての基本メンバーのリストを生成します。
@COUSIN(Member Name,Cousin Member Name)
は、別の祖先のメンバーと同じ位置の子メンバーを戻します(ルールのPOVでのみ@COUSIN
を使用します。)
@DISTINCT(List1)
は、重複するタプルをセットから削除します(ルールのPOVでのみ@DISTINCT
を使用します。)
@EXCEPT(List1,List2)
は、2つのセット間の違いを含むサブセットを戻し、オプションで重複を保持します(ルールのPOVでのみ@EXCEPT
を使用します。)
@FilterDynamic(Dimension Name,Member Name)
は、メンバーのリストからすべての動的メンバーを削除します(ルールのPOVでのみ@FilterDynamic
を使用します。)
@FilterShared(Dimension Name,Member Name)
は、メンバーのリストからすべての共有メンバーを削除します(ルールのPOVでのみ@FilterShared
を使用します。)
@FilterSharedAndDynamic(Dimension Name,Member Name)
は、メンバーのリストから、動的で共有されているすべてのメンバーを削除します(ルールのPOVでのみ@FilterSharedAndDynamic
を使用します。)
@FIRSTCHILD(Member Name)
は、入力メンバーの最初の子を戻します(ルールのPOVでのみ@FIRSTCHILD
を使用します。)
@FIRSTSIBLING(Member Name)
は、入力メンバーの親の最初の子を戻します。グローバルPOVでのみ@FIRSTSIBLING
を使用します。
@GEN(Member Name)
は、指定されたメンバーの入力世代数によって指定されるメンバーを戻します(ルールのPOVでのみ@GEN
を使用します。)
@GENMBRS(Member Name,Generation)
は、入力世代数によって指定された世代を戻します。(ルールのPOVでのみ@GENMBRS
を使用します。)
@ILSIBLINGS
は、指定されたメンバーおよびその左側の兄弟を戻します。(ルールのPOVでのみ@ILSIBLINGS
を使用します。)
@INTERSECT(List1,List2)
は、2つの入力セットの共通部分を戻します(オプションで重複の保持が可能)(ルールのPOVでのみ@INTERSECT
を使用します。)
@IRSIBLINGS
は、指定されたメンバーおよびその右側の兄弟を戻します。(ルールのPOVでのみ@IRSIBLINGS
を使用します。)
@LAGGEN(Member Name,Index)
は、データベース・アウトラインに存在するメンバーの順序を使用して、同じ世代の指定されたメンバーよりnステップ後ろのメンバーを戻します。グローバルPOVでのみ@LAGGEN
を使用します。
@LAGLEV(Member Name,Index)
は、データベース・アウトラインに存在するメンバーの順序を使用して、同じレベルの指定されたメンバーよりnステップ後ろのメンバーを戻します。グローバルPOVでのみ@LAGLEV
を使用します。
@LASTCHILD(Member Name)
は、入力メンバーの最後の子を戻します(ルールのPOVでのみ@LASTCHILD
を使用します。)
@LASTSIBLING(Member Name)
は、入力メンバーの親の最後の子を戻します。グローバルPOVでのみ@LASTSIBLING
を使用します。
@LAYERGEN(Member Name,Index)
は、指定されたメンバーのレイヤーに基づく世代を戻します。
@LAYERGEN
は、たとえば、@ANCESTOR(member,layer,index)
など、パラメータがレイヤーを検索する関数内でのみ使用できます。@LAYERGEN
を単独で使用することはできません。ルールのPOVでのみ@LAYERGEN
を使用します。
次の「期間」ディメンションで、@Level0Descendants(@ANCESTOR(Jul,@LAYERGEN(Period,3)))
は「7月」、「8月」、「9月」を戻します
@LAYERLEVEL(Member Name,Index)
は、指定されたメンバーのレイヤーに基づくレベルを戻します。
@LAYERLEVEL
は、たとえば、@ANCESTOR(member,layer,index)
など、パラメータがレイヤーを検索する関数内でのみ使用できます。@LAYERLEVEL
を単独で使用することはできません。ルールのPOVでのみ@LAYERLEVEL
を使用します。
次の「期間」ディメンションで、@ANCESTOR(Oct,@LAYERLEVEL(Period,0))
は「10月」、「11月」、「12月」を戻します
@LEADGEN(Member Name,Index)
は、データベース・アウトラインに存在するメンバーの順序を使用して、同じ世代の指定されたメンバーよりnステップ先のメンバーを戻します。グローバルPOVでのみ@LEADGEN
を使用します。
@LEADLEV(Member Name,Index)
は、データベース・アウトラインに存在するメンバーの順序を使用して、同じレベルの指定されたメンバーよりnステップ先のメンバーを戻します。グローバルPOVでのみ@LEADLEV
を使用します。
@Level0Descendant(Member Name)
は、展開して、指定されたメンバーのすべてのレベル0の子孫を含めます
@LIST(Argument)
は、メンバーのリストを戻します(ルールのPOVでのみ@LIST
を使用します。)
@LSIBLINGS
は、指定されたメンバーの左側の兄弟を戻します。(ルールのPOVでのみ@LSIBLINGS
を使用します。)
@NEXTLEVMBR(Member Name)
は、データベース・アウトラインに存在するメンバーの順序を使用して、同じレベルの次のメンバーを戻します。グローバルPOVでのみ@NEXTLEVMBR
を使用します。
@NEXTMBR(Member Name)
は、データベース・アウトラインに存在するメンバーの順序に従って、同じ世代またはレベルの次のメンバーを戻します(ルールのPOVでのみ@NEXTMBR
を使用します。)
@PARENT(Member Name)
は、メンバーの親を戻します。(ルールのPOVでのみ@PARENT
を使用します。)
@PREVLEVMBR(Member Name)
は、データベース・アウトラインに存在するメンバーの順序を使用して、同じレベルの前のメンバーを戻します。グローバルPOVでのみ@PREVLEVMBR
を使用します。
@PREVMBR(Member Name)
は、データベース・アウトラインに存在するメンバーの順序を使用して、同じ世代またはレベルの前のメンバーを戻します。(ルールのPOVでのみ@PREVMBR
を使用します。)
@RSIBLINGS
は、指定されたメンバーの右側の兄弟を戻します。(ルールのPOVでのみ@RSIBLINGS
を使用します。)
@Siblings(Member Name)
は、展開して、指定されたメンバーのすべての兄弟を含めます
@UDA(Dimension Name, User-Defined Attribute String)
は、Essbaseサーバーでユーザー定義属性(UDA)として定義した共通属性に基づいてメンバーを選択します