共通ユーザー・プロビジョニングの構成

共通ユーザー・プロビジョニング機能を使用すると、Oracle Hyperion Shared Servicesを使用して、Oracle Data Relationship Managementアプリケーションにユーザーおよびグループをプロビジョニングできます。この構成により、Data Relationship Managementユーザーを、他のOracle EPMアプリケーションとともに共通の場所にプロビジョニングできます。また、共通ユーザー・プロビジョニングにより、Data Relationship Managementアプリケーションで個別にユーザーをプロビジョニングする必要がなくなります。プロビジョニング情報は、Shared ServicesからData Relationship Managementにオンデマンドまたはスケジュールに従い、同期できます。共通ユーザー・プロビジョニングは、デフォルトで無効化されています。

注意:

Data Relationship Managementアプリケーションの共通ユーザー・プロビジョニングを有効化する前に、Data Relationship Managementの役割をShared Servicesに追加し、Data Relationship ManagementアプリケーションをShared Servicesに登録する必要があります。Oracle Data Relationship Management管理者ガイドの共通ユーザー・プロビジョニングの管理を参照してください。

共通ユーザー・プロビジョニングを有効化するには:

  1. 構成コンソールで、「セキュリティ設定」を選択し、次に「CSS同期」を選択します。

  2. 「共通ユーザー・プロビジョニングの有効化」を選択します。

Shared Servicesから日次同期をスケジュールするには:

  1. 構成コンソールで、「セキュリティ設定」を選択し、次に「CSS同期」を選択します。

  2. 「共通ユーザー・プロビジョニングの有効化」を選択します。

  3. 「自動同期」を選択し、次に開始時刻を入力します。

  4. Shared Servicesプロビジョニング・マネージャの役割を持つユーザーのユーザー名およびパスワードを入力します。