アップグレード・チェックリスト

次の表に、Oracle Data Relationship Managementをアップグレードするために実行するタスクの概要を示します。

表6-1 アップグレード・チェックリスト

タスク 参照先

1. リリースの互換性、システム要件、およびこのリリースのその他の前提条件を確認します。

データベース環境がアップグレードを必要とする場合、次に進む前にデータベースのアップグレードを実行します。詳細はデータベースのドキュメントを参照してください。

ノート: Oracle Hyperion Shared Servicesを使用する場合、Data Relationship Managementをアップグレードする前にShared Servicesインストールをアップグレードする必要があります。詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Systemインストレーションおよび構成ガイドを参照してください。

2. 以前のリリースをバックアップします。

アップグレードを続ける前に、データベース、アプリケーションおよびその他のファイルを含む前のリリースの情報を必ずバックアップしてください。アップグレード前にdrm-config.xmlファイルをバックアップします。このファイルには、以前のリリースとの下位互換性はありません。

3. インストール・ファイルをダウンロードし、準備します。

このリリースのファイルをダウンロードしてZIPファイルの内容を抽出します。

4. Data Relationship Managementサービスを停止します。

以前のリリースのインストールと同じマシンにこのリリースをインストールする場合、Data Relationship Managementサービスを停止します。

5. 以前のリリースのData Relationship Managementをアンインストールします。

アップグレードする場合、最初に古いリリースを手動でアンインストールしてから新しいリリースをインストールする必要があります。

6. このリリースのData Relationship Managementをインストールします。

Data Relationship Managementのインストール.

7. Data Relationship Managementを構成します。

Data Relationship Management構成コンソールを使用して新しいインストールを構成します。

8. このData Relationship Managementリリースに対してWebサービスを再デプロイします。

ノート: 11.1.2.1より前のリリースからWebサービスをアップグレードする場合、WebLogicコンソールを使用してWebサービスのDrmWebServiceをデプロイ解除する必要があります。Webサービスをデプロイ解除する方法の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Webサービスのためのセキュリティおよび管理者ガイド』を参照してください。

WebLogicのWebサービス・アプリケーションの名前は、デフォルトでoracle-epm-drm-webservicesになります。

9. オプション: Webサービスをデプロイおよび構成します。

Data Relationship Management WebサービスAPIのデプロイおよび構成

10. Data Relationship Managementサービスを開始します。