外部コミット

外部コミットを必要に応じてワークフロー・タスクで構成し、要求のコミット時にガバナンス要求内の承認された変更を外部ターゲット・システムに即座に同期させることができます。たとえば、外部操作でデータを挿入、更新または削除するSQL文を実行したり、SOAPまたはREST Webサービスを呼び出して外部システムでデータを作成、更新または削除したりできます。Oracle Data Relationship Governanceで外部コミットを使用する場合、Data Relationship Governance要求が正常にコミットされた後、外部データの更新が開始されます。外部データ・ソースは、データベースおよびWebサービス接続に対して定義された外部操作を使用してアクセスされます。

Data Relationship Governance要求が正常にコミットされると、各アイテムのタスクによって各アイテムに対する外部操作が構成どおりに実行されます。

  • 操作はアイテム別、タスク別に定義された順序で同期的に実行されます。

  • 操作は要求アイテムのローカル・ノードのコンテキストで実行され、出力パラメータはタスクに対して選択されていない可能性のあるプロパティに基づくことができます。

  • 外部操作中にエラーが発生した場合、外部コミットの失敗としてエラー・メッセージが要求アイテムに追加されます。

  • 各外部操作の後、要求アクティビティは、成功または失敗で更新されます。

  • コミット・ステータス・プロパティが外部操作に対して定義されている場合、操作がエラーなしで完了するとそのプロパティがTrueに更新され、エラーで終了するとFalseに更新されます。

  • 外部操作が正常に完了しなかった場合、データ・マネージャおよびコミット・ステージの参加者に通知されます。