スクリプト検証クラスを使用すると、検証に動的スクリプトを使用できます。いくつかの異なる検証レベルがあり、その中にはパラメータが複数存在するものもあります。検証レベルとパラメータを次に示します:
表12-2 検証レベルとパラメータ
| レベル | パラメータ | 説明 |
|---|---|---|
|
任意のレベル |
validation |
現在実行中の検証に関する情報を提供します |
|
階層 |
hierarchy |
検証する階層のHierarchyObject |
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GlobalNode |
node |
検証するグローバル・ノードのNodeObject |
|
ノード |
node |
検証するノードのLocalNodeObject |
|
除去 |
node |
検証するノードのNodeObject |
|
移動 |
node |
移動するノードのLocalNodeObject |
|
move |
移動に関する情報を含むオブジェクト: OldParent––元の親のLocalNodeObject NewParent––宛先の親のLocalNodeObject IsPost/IsPre––移動の直前または移動の完了直後に、このスクリプトが実行されているかどうかを示します。スクリプトは通常、移動前に1回、移動後に1回の2回実行されます。 Values––移動前のフェーズ中に、単純なキーと値のペアがこのオブジェクトに格納されます(たとえば、Values["key"] = "value")。これらの値が存在する場合、移動後のフェーズ中に、移動前の状態に関する情報を格納し、移動後の状態と比較することができます。すべての値がString、NumberまたはDateオブジェクトに変換されます。複雑なオブジェクトは現在サポートされていません。 |
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|
マージ |
node |
削除または非アクティブ化するノード |
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merge |
マージに関する情報を含むオブジェクト: Target––マージのターゲットのNodeObject IsInactivate––非アクティブ化操作の場合はTrue IsDelete––削除操作の場合はTrue |
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バージョン |
version |
検証するバージョンのVersionObject |