「リポジトリの分析」ページには、新しいリポジトリのサイズとオブジェクトに影響する決定を行うことができるように、ソース・リポジトリの情報が含まれます。「分析の要約」セクションには、分析の概要が含まれます。スペース要件は、異なるセグメントに分割され、ユーザーが新しいリポジトリのスペース要件を理解しやすいように概要が示されます。ここに示されるサイズは、計算されたスペース要件がOracleリポジトリの各デフォルト・テーブルスペースで200MBを超える場合、またはSQL Serverリポジトリのデータおよびログ・ファイルで5MBを超える場合、リポジトリ・ユーザーおよびデータ・ファイルの設定ページに自動的に適用されます。「オブジェクト分析」セクションには、アップグレードを処理する前に対応する必要のある未解決の問題が表示されます。
バージョン - バージョンが表示され、アップグレードに含めないバージョンを選択解除できます。バージョンを選択解除すると、「要約」セクションのスペース値とカウント値に影響します。
エクスポート - 特別な注意が必要なエクスポートが表示されます。結果や他の外部ファイルの外部接続が必要なエクスポートは、ここに含まれます。カスタム・エクスポートなど、サポートされなくなったエクスポートもここに含まれます。外部接続が提供されていない場合、エクスポートはクライアント・ファイル・エクスポートとして構成されます。外部接続の詳細は、外部接続の使用を参照してください。
ブック - 結合ファイル、前ファイルおよび後ファイルの外部接続が必要なブックが表示されます。外部接続が提供されていない場合、エクスポートは結合ファイルを使用せずに構成されます。外部接続の詳細は、外部接続の使用を参照してください。
インポート - 入力ファイルの外部接続が必要なインポートが表示されます。外部接続が指定されていない場合、インポートはクライアント入力ファイルを使用して構成されます。外部接続の詳細は、外部接続の使用を参照してください。
無効なプロパティ参照 –– Oracle Data Relationship Managementシステムで予期しない動作を発生させる可能性のあるプロパティ参照が表示されます。これらの無効な参照は、通常、Data Relationship Managementデータベースを直接更新することによってのみ発生します。次のシナリオがここに含まれます。
次の2つのシナリオでは、リポジトリの分析中にプロパティ定義にフラグが設定され、参照されなくなったデータ値は破棄されたとみなされます。11.1.1.xソースをアップグレードする場合、破棄されたレコードは新しいリポジトリにコピーされません。11.1.2.xソースをアップグレードすると、破棄されたレコードは新しいリポジトリにコピーされますが、WebクライアントUIには表示されず、Data Relationship Managementサービスの開始時にアプリケーション・サーバーのWindowsイベント・ビューア・アプリケーションのログに警告が表示されます。
Property_LocalまたはRM_Node_Prop_Local表のローカル・プロパティとして参照されているグローバル・プロパティ。
Property_GlobalまたはRM_Node_Prop_Global表のグローバル・プロパティとして参照されているローカル・プロパティ。
たとえば、11.1.1.x Property_Local表のレコードは、現在グローバルとして設定されているプロパティ定義ではコピーされません。同様に、11.1.1.x Property_Global表のレコードは、現在ローカルとして設定されているプロパティ定義ではコピーされません。
次のシナリオでは、リポジトリの分析中に、ユーザーのみに警告するようにプロパティ定義にフラグが設定されます。プロパティ定義は、ソース・データベースに存在しますが、有効性を確認する必要があるため、アップグレードされたデータベースにコピーされます。
ローカル・プロパティを参照する派生パラメータを含む派生グローバル・プロパティ
次の式メソッドのいずれかでローカル・プロパティを参照する式を含むグローバル式プロパティ:
IsRangeListSubset
NodePropValue
OrigPropValue
ParentPropValue
PropControllingHier
PropMaxValue
PropMinValue
PropValue
RangeListContains
ReplacePropValue
Stuff
参照プロパティとしてローカル・プロパティを指し示すグローバル参照プロパティ