既存のすべてのアプリケーションのリポジトリ情報を更新する必要があります。以前のOracle Data Relationship Managementリリースからアプリケーションをアップグレードしたり、現在のリリースからアプリケーションをコピーできます。
注:
次の手順は、一般的なアップグレード・パスを示しています。アップグレードには複数のパスが存在するため、次の手順のすべてを適用できないアップグレード・パスもあります。
既存のData Relationship Managementアプリケーションをアップグレードするには:
注:
Data Relationship Managementサービスを開始する前に、既存のすべてのアプリケーションに関するリポジトリ情報を更新する必要があります。
新規リポジトリの作成
既存のリポジトリのコピーまたはアップグレード
注意:
タイムアウトを発生させないようにするには、「コマンドのタイムアウト」をゼロに設定します。
データベース・プロバイダを選択します(「Oracle」または「SQL Server」)。
アップグレードされたリポジトリが存在するターゲット・データベースへの接続を入力します。
データベース・スキーマおよびデータ・ファイルを作成する権限を持つ管理者のユーザーIDおよびパスワードを入力します。
オプション: 「接続のタイムアウト」には、試行を取り消してエラーを生成するまでに接続が開くのを待機する秒数を入力します。デフォルトは60秒です。「コマンドのタイムアウト」には、コマンドを取り消してエラーを生成するまでにコマンドの実行を待機する秒数を入力します。デフォルトは900秒です。
注:
タイムアウト値をゼロに設定すると、タイムアウトは使用されません。これらの設定はdrm-config.xmlに保存され、エンジンによって起動時に使用されます。大規模操作(大規模なバージョンの削除など)を実行するには、「コマンドのタイムアウト」をデフォルトより大きい値に設定します。
注意:
タイムアウトを発生させないようにするには、「コマンドのタイムアウト」をゼロに設定します。
「接続のテスト」をクリックします。
バージョン - アップグレードするバージョンを選択し、アップグレードに含めないバージョンを選択解除します。
エクスポート - アップグレードするエクスポートのファイル接続、データベース接続および組込み接続を設定します。画面の最上部ですべてのエクスポートを変更するか、個々のエクスポートを変更します。
ブック - アップグレードするブックの前ファイル接続、後ファイル接続および結合ファイル接続を設定します。画面の最上部ですべてのブックを変更するか、個々のブックを変更します。
インポート - アップグレードするインポートのインポート・ファイル接続を設定します。画面の最上部ですべてのインポートを変更するか、個々のインポートを変更します。
無効なプロパティ参照 - これらのプロパティ参照は、無効であり、アップグレード後に予期しない動作が発生する可能性があります。
Oracle Databaseの場合、次の手順に進みます。
SQL Serverデータベースの場合は、SQL Serverデータベースの作成に移動します。
注:
データ、インデックス、トランザクションおよびプロパティには専用のテーブルスペースを使用することを強くお薦めします。デフォルト・テーブルスペースの名前は、すでに使用中である可能性があり、新しいテーブルスペースの名前を指定しない場合は再利用されます。
注:
デフォルト管理者ユーザーはADMINですが、デフォルト管理者ユーザーを変更することもできます。
注意:
11.1.2.xアプリケーションをアップグレードする場合、既存のADMINユーザーのパスワードはここで入力したパスワードによって上書きされません。
データベースが作成されると、成功メッセージが表示されます。
データベースがコピーされると、成功メッセージが表示されます。
ヒント:
リポジトリの作成、コピーおよびアップグレードの情報は、リポジトリ・ウィザードのログに書き込まれます。ウィザードの「リポジトリの操作の完了」ページの「ログの保存」をクリックし、ログ・ファイルを保存します。
設定を確認できるコンソールのメイン画面に戻ります。
追加のアプリケーション構成タスクについては、次を参照してください: