次の項では、エクスポートのアップグレード方法について説明します:
プレビューのエクスポート
プレビューの出力モードが含まれるエクスポートは、クライアント・ファイル・ターゲット・デバイスに直接移行されます。
データベースのエクスポート
データベースのエクスポートを使用するには、新しい外部接続を作成するために、更新されたデータベース接続情報が必要です。データベースのエクスポートごとに接続情報を指定して、新しい外部接続を簡単に作成できます。アップグレード・プロセス中にこの手順をスキップする場合、エクスポートのデータベース・パラメータ情報は保持および移行されますが、出力モードはエクスポートが機能するように「クライアント・ファイル」に設定されます。システムが起動して実行中になったら、新しい接続を作成し、エクスポートを構成してそれらを使用できます。
ファイルのエクスポート
このリリースより前のシステムにおけるファイルの場所は、クライアントのコンテキストで構成されます。新しいシステムはWebアプリケーションであるため、エクスポートでは、サーバーのコンテキストに基づいてファイルを生成する必要があります。ファイル出力モードでのエクスポートの場合、アップグレード・プロセスによってファイルの場所の情報が提供され、UNCパスにマップされる新しい外部接続を簡単に使用できます。アップグレード・プロセス中にこの手順をスキップする場合、ファイル名は保持および移行されますが、エクスポートの出力モードは「クライアント・ファイル」に設定されます。アップグレード・プロセスの後に、適切な外部接続を作成し、エクスポートを構成してそれを使用できます。
祖先のエクスポート
祖先のエクスポートは、適切な設定を持つ世代のエクスポートに変換され、元の祖先のエクスポートと同等の結果が返されます。
エクスポート・ブック
ファイル情報を含むエクスポート・ブックは、ファイルのエクスポートとほぼ同じように扱われます。アップグレード・プロセス中に、ブックの結合ファイル、前ファイルおよび後ファイルで使用する外部接続を作成できます。アップグレード・プロセス中にこの手順をスキップする場合、ブックはクライアント・ファイルに出力するように設定されます。