Oracle Data Relationship Managementのユーザー・インタフェースには、ユーザーのセッションに応じたローカル時間およびフォーマットで日付と時刻が表示されます。11.1.2より前のリリースのタイムスタンプ値を変換する場合、次のルールが適用されます。
タイムスタンプは、Data Relationship Management構成コンソールが実行されているタイムゾーンのオフセットを使用してUTCに変換されます。11.1.2より前のリリースのソース・データが書き込まれたタイムゾーンとは異なるタイムゾーンでコンソールが実行されている場合、変換後の日時は前後に1時間以上ずれる可能性があります。
11.1.2より前のリリースでは、夏時間が一貫して適用されていたわけではないため、すべてのトランザクション日付は、Data Relationship Management構成コンソールが実行されているタイムゾーンによって指定される適切なオフセットを使用して変換されます。日付がコンソールのタイムゾーンの標準期間に含まれる場合、標準のUTCオフセットが適用されます。日付がコンソールのタイムゾーンの夏時間に含まれる場合、夏時間のUTCオフセットが適用されます。たとえば、東部タイムゾーンでは、標準のUTCオフセットは-5時間ですが、夏時間中はオフセットが-4時間になります。リポジトリのアップグレード後に追加されたすべての新規データについても、格納日付は標準および夏時間の適切なUTCオフセットを反映しています。
ソース・リポジトリの削除されたバージョンのトランザクション・レコードは、ターゲット・リポジトリにコピーされないため、コピーされたトランザクション履歴レコードの数は、ターゲットRM_Transaction表の行数に一致しない可能性があります。
バージョンを選択解除すると、それらのバージョンに属するトランザクションはコピーされません。
「エクスポート実行」トランザクション・タイプでは、プロパティの略称フィールドではなく「オブジェクト名」フィールドにエクスポート名が格納されます。
Data Relationship Managementのアップグレード・プロセスでは、次のトランザクション名マッピングを使用します:
古いトランザクション名 | 新しいトランザクション名 |
---|---|
オートメーター実行 |
アクション・スクリプト実行 |
抽出の移行 |
エクスポートの移行 |
ロードの移行 |
インポートの移行 |
システム・カテゴリの追加 |
管理者の階層グループの追加 |
システム・カテゴリの更新 |
管理者の階層グループの更新 |
システム・カテゴリの削除 |
管理者の階層グループの削除 |