4 階層の管理

Oracle Data Relationship Managementバージョンには、1つ以上の階層を含めることができます。階層は、ビジネス・ビュー、レポート構造、または関連アイテムのコレクションを表すことができます。階層では、データをノード、関係およびプロパティにグループ化および編成します。

各階層には最上位ノードが割り当てられ、バージョン内の他のノードの間に親子関係を定義することによってこれらを階層に追加できます。階層の最上位ノードの子孫であるすべてのノードは階層内に含まれます。1つのノードが複数の階層内に存在可能であり、階層間で同期をとるためにすべての階層で常に同じ子孫を持ちます。各階層では1つのノードが同じ親または異なる親を持つことができます。

階層は、ユーザーがData Relationship Managementを操作する際の主要インタフェースを提供します。階層の例としては、貸借対照表、事業部門、地理、法律および管理要約などがあります。