要求のプッシュバック

要求の目的、精度または不完全性について問い合せるには、請求された要求を承認者が前のワークフロー・ステージにプッシュバックします。プッシュバック中、承認者が要求を割り当てるステージを選択すると、要求をプッシュバックした理由を示すコメントの入力を求められます。要求が前のステージに割り当てられると、割り当てられたユーザーが要求を請求し、変更、再送信または承認を行います。承認ユーザーが適切なワークフロー・データ・アクセス権を持っていない大きなステージで追加された、その他の要求アイテムが要求内にある場合、その要求アイテムの詳細は表示されません。前の参加者がプッシュバックの理由に対応し、再送信または承認を行うと、要求は元々プッシュバックを行った承認者に戻ります。

要求をプッシュバックするには:

  1. ワークリストから、請求された要求を開きます。
  2. 「プッシュバック」ボタンをクリックします。
  3. 要求をプッシュバックするワークフロー・ステージを選択します。
  4. プッシュバックを説明するコメントを入力し、「OK」をクリックします。

例8-1 再承認

すでに完了して、前のユーザーにより承認されている以前のステージに要求がプッシュバックされる場合は、すでに参加しているユーザーが要求を再送信または再承認する必要があります。後続のステージによる再承認が必須かオプションかは、要求がプッシュバックされるステージによって異なります。ワークフロー・モデルの各ワークフロー・ステージの「再承認」オプションにより、そのモデルを使用する要求のこの動作が制御されます。