Oracle Data Relationship Managementバッチ・クライアントを実行するには:
C:\Oracle\Middleware\EPMSystem11R1\products\DataRelationshipManagement\client\batch-client\
など)にナビゲートします。drm-batch-client.exe
を入力し、この章で説明されているパラメータを後ろに追加します。バッチ・クライアントは、コマンド・プロンプトから実行することも、外部プログラムを使用して実行するようスケジュールすることもできます。バッチ・クライアントにより、次のアクションが実行されます。
ログ・ファイルを開きます。ログ・ファイルがすでに存在する場合は、これに追加します。ログ・ファイルが存在しない場合は、これを作成します。
コマンドラインまたは構成ファイルからオプションを処理および検証します。
提供された資格証明を使用してData Relationship Managementにログインします。
適切な操作を実行します。
出力ファイルを作成します。
サーバーからログアウトし、ログ・ファイルを閉じ、エラー・レベルを設定し、終了します。
例17-1 依存関係
バッチ・クライアントを実行するマシンに必要なMicrosoft .NET Frameworkがインストールされている必要があります。必要な.NETバージョンは、Oracle Data Relationship Managementインストレーション・ガイドを参照してください。エンジン・アプリケーションに対する接続性/可視性も必要です。
バッチ・クライアントには、Data Relationship Managementに対するTCP/IP接続が必要です。接続を使用する権限、入力ファイルとして指定されたディレクトリからファイルを読み取る権限、およびログ・ファイルおよびエクスポート・ファイルとして指定されたディレクトリに書き込む権限が必要です。Data Relationship Management要件の詳細は、Oracle Data Relationship Managementインストレーション・ガイドを参照してください。
注:
バッチ・クライアントは、個別ユーティリティ・プログラムであり、Data Relationship Management Webクライアント・インタフェースからはアクセスできません。
例17-2 バッチ・クライアントでのバージョンの保存
バッチ・クライアントは、実行されると、既存のData Relationship Managementアプリケーション・サーバーにログインします。新規バージョンが作成されると、これらは、保存されるまでアプリケーション・サーバー上でデタッチされたままになります(データベースには保存されません)。
バッチ・クライアントでインポートまたはブレンドを実行する場合、新規バージョンを保存するオプション(Autosave=True)を使用できます。バージョンは保存することも、デタッチされたままにすることもできます。
日時を指定できるのは、時点バージョンのみです。日付オフセットまたはトランザクションIDを使用した時点バージョンは無効です。