バージョン・エクスポートでは、バージョン全体の各ノードおよびそのプロパティのレコードを出力します。この情報は、ファイルまたはデータベース表に出力できます。
ヒント:
データベース表へのエクスポート時のエクスポート順を保持するには、レコードID列を出力に追加します。この列は、1から開始してエクスポート内の行ごとに順次増分して自動生成される数値を提供します。
注:
このエクスポート・タイプでは、階層関係およびローカル・プロパティは使用できません。
バージョン・エクスポートを作成するには:
注:
キー/値ペアでは"<%"または"%>"を連続して使用したり、等号記号を使用することはできません。
「標準」、「ベースライン」または「時点」バージョンを選択できます。「バージョン」リストは、「標準」バージョンにデフォルト設定されています。「ベースライン」または「時点」バージョンを選択するには、「バージョン」リストの下の「標準」をクリックします。
ノード選択: どのタイプのノード(「すべてのノード」、「リム・ノードのみ」および「リーフ・ノードのみ」)をエクスポートに含めるかを決定します。
共有ノードを暗黙的に含める: 明示的に共有されている共有リム・ノードの下にある子孫ノードを含める場合に選択します。暗黙的共有ノードがエクスポートされるのは、最上位ノード選択や問合せフィルタなどの別のオプションによってフィルタで除外されていない場合のみです。共有親ノードの下にある暗黙的共有ノードの構造は、階層エクスポートの祖先セクションに反映されます。
エクスポートに問合せフィルタが使用されている場合、管理者は、共有ノードを明示的に含める必要があります。たとえば、フィルタ(#Children=0)を(#Children=0 OR (Shared Node Flag = True))に変更する必要があります。
暗黙的共有ノードの場合、親プロパティには実際のノード(プライマリ・ノード)の値が反映されます。たとえば、暗黙的共有ノードの親ノード・プロパティがエクスポートに含まれる場合、この親はプライマリ・ノードと表されます。
注:
バッチ検証は、エクスポートに指定したバージョン全体に対して実行されます。検証はエクスポートの前に実行されます。エラーが発生した場合、エクスポートは停止します。
なし: 検証は実行されません。
割当て済: 割当て済検証がすべて実行されます。
選択済: をクリックして実行対象の検証を選択します。
注:
検証は、バージョン全体に対して実行されます。
「検証」から、エクスポートに適用する検証を選択します。
「問合せ」から、エクスポートに適用する問合せ、または問合せを定義するための問合せを選択し、をクリックします。
注:
包含フィルタにより、比較する各階層の一連のノードが決まります。
詳細は、次を参照してください エクスポート固有の列
ヒント:
「カテゴリ」リストを使用してプロパティ・カテゴリを選択すると、ナビゲーションしやすくなります。「選択済」リスト内の列の位置は、上下矢印を使用して決定します。リスト内の最初のアイテムが第1列、リスト内の2番目のアイテムが第2列というように続きます。
クライアント・ファイル: ブラウザを介して結果をダウンロードします。
サーバー・ファイル: 外部接続を使用し、ネットワーク・ファイル・システムまたはFTPディレクトリに結果を保存します。
データベース表: 結果をデータベース表に保存します。
「クライアント・ファイル」へのエクスポートを選択した場合、オプションを選択します。
列見出し: エクスポートに列見出しを含めます。
引用符で囲まれた文字列: 各列値を引用符で囲みます。列値にすでに含まれている引用符は二重になります。
たとえば、
=IF("ABC","XYZ",)
は、次のように変更されます
"=IF(""ABC"",""XYZ"",)"
固定幅: 固定幅、列の左右行揃え、およびパッド文字数を指定できます。列情報は「固定幅オプション」セクションに入力できます。
文字エンコード: エンコード・オプションの1つを選択します。
「置換」オプション: 置換する文字をリストから最大3つ選択します。たとえば、カンマをタブに置換できます。
ヘッダー/フッター: ヘッダー/フッターと本文の間に行を追加したり、エクスポート結果のヘッダーおよびフッターに印刷するテキストを入力します。テキスト行をテキスト・ボックスに入力するか、をクリックしてテキスト・エディタを開きます。
注:
カスタマイズ・タグを挿入すると、エクスポート結果をさらに読みやすくできます。詳細は、カスタマイズ・タグを参照してください。
「区切り文字」オプション: フィールド区切り文字およびレコード区切り文字を選択します。
「データベース表」へエクスポートすることを選択した場合、接続を設定し、データベース表を選択する必要があります。データベースをドロップダウン・リストに表示するには、データベースに対して有効な外部接続がすでに作成されている必要があります。次のオプションから選択することもできます。
「表のクリア」オプション
表をクリアしない: 指定した表内の既存のデータに追加します。
バージョンIDに基づきクリア: 指定した「キー」フィールドがエクスポート対象のデータの現在のバージョンIDと等しい表内のデータを削除します。このオプションを選択する場合、「データベース列オプション」セクションで「キー」フィールドを指定する必要があります。エクスポートが実行されると、「キー」フィールドがエクスポート対象のデータの現在のバージョンIDと等しい表内のすべてのデータが最初に削除されます。他の「表のクリア」オプションの場合、「キー」フィールドは無視されます。
すべての行をクリア: エクスポート出力を書き込む前に表からデータを削除します。
トランザクションの使用: エクスポートはデータベース・トランザクション内で実行され、エクスポート・エラーが発生した場合は操作全体をロールバックできます。
高速追加の使用: エクスポートのパフォーマンスを向上させるために、ターゲット・データベース表に対するバルク挿入操作を実行します。データベース固有の接続の場合のみ使用可能です。
高速削除の使用: パフォーマンスを向上させるために、ターゲット・データベース表に対するバルク削除操作を実行します。データベース固有の接続の場合のみ使用可能です。
データベース列オプション: エクスポート対象の各列を外部データベース表内のフィールドにマップする必要があります。「フィールド名」で、フィールドの名前を選択します。「バージョンIDに基づきクリア」を指定した場合、「キー」フィールドを指定します。
ヒント:
「長さ」オプションを空白のままにすると、最大でデータベース列の宣言までの文字列長をデータベースに送信できます。
注:
列は、マップ先のデータベース・フィールドと同じデータ型である必要があります。たとえば、文字列プロパティが数値データベース・フィールドにマップされると、エラーが発生します。
「サーバー・ファイル」へエクスポートすることを選択した場合、接続を設定し、ファイル名を入力する必要があります。UNCまたはFTPファイルに対して有効な外部接続がすでに作成されている必要があります。次のオプションから選択することもできます。
列見出し: 列見出しを含めます。
引用符で囲まれた文字列: 各列値を引用符で囲みます。列値にすでに含まれている引用符は二重になります。
たとえば、
=IF("ABC","XYZ",)
は、次のように変更されます
"=IF(""ABC"",""XYZ"",)"
固定幅: 固定幅、列の左右行揃え、およびパッド文字数を指定できます。列情報は「固定幅オプション」セクションに入力できます。
文字エンコード: エンコード・オプションの1つを選択します。
「置換」オプション: 置換する文字をリストから最大3つ選択します。たとえば、カンマをタブに置換できます。
ヘッダー/フッター: ヘッダー/フッターと本文の間に行を追加したり、エクスポート結果のヘッダーおよびフッターに印刷するテキストを入力します。テキスト行をテキスト・ボックスに入力するか、をクリックしてテキスト・エディタを開きます。
注:
カスタマイズ・タグを挿入すると、エクスポート結果をさらに読みやすくできます。詳細は、カスタマイズ・タグを参照してください。
「区切り文字」オプション: フィールド区切り文字およびレコード区切り文字を選択します。
エクスポートを保存するには、をクリックします。
エクスポートの名前、説明およびオブジェクト・アクセス・グループを定義するよう求められます。カスタム・グループまたは次のいずれかを選択します:
ユーザー--個別ユーザーのみが表示および実行できる個人オブジェクト。
標準--すべてのユーザーが表示および実行できるパブリック・オブジェクト。標準エクスポートを作成および変更できるのはデータ・マネージャのみです。
システム--アプリケーション管理者役割ユーザーのみが表示および実行できる制限オブジェクト。
エクスポートを検証するには、をクリックします。
検証エラーはクリップボードにコピーできます。
エクスポートを実行するには、をクリックします。
「スタイル」タブで検証の実行を選択した場合、をクリックすると、検証が実行されます。エラーが発生しない場合、エクスポートが実行されます。検証エラーが発生した場合、エクスポートは停止され、エラーが表示されます。をクリックすると、検証エラーのリストが表示されます。