Oracle Hyperion Financial Reportingの役割は、Oracle Hyperion Shared Services Consoleからユーザーに割り当てられます。通常、アーティファクトに対するアクセス権はユーザーのグループに割り当てられます。
Financial Reportingで有用なレポートを作成するには、データ・ソース(PlanningやOracle Hyperion Financial Managementなど)のデータにアクセスする必要があります。Financial Reportingがアクセスするデータはデータ・ソースが所有するものであるため、データ・ソースとFinancial Reportingの間には相互にプロビジョニングの依存関係があります。たとえば、ユーザーJDoeにはFinancial Reportingの役割がプロビジョニングされていますが、このユーザーはPlanningアプリケーションVisionに対してはプロビジョニングされていないものとします。このシナリオでは、JDoeは、Visionのデータを含むFinancial Reportingレポートを表示できません。