Financial Managementのセキュリティ・モデル

Oracle Hyperion Financial Managementの役割は、Oracle Hyperion Shared Services Consoleからユーザーに割り当てられます。データ・セキュリティは、エンティティ、シナリオ、カスタムなどのディメンションに指定できます。セキュリティは、Financial Managementセキュリティ・クラスと呼ばれるもので各ディメンションに独立して定義できます。Financial Managementセキュリティ・クラスは、1つのディメンションの特定のメンバー・セットに対してアクセス権(変更、表示など)を定義します。通常、セキュリティ・クラスは、ユーザー・グループに割り当てられます。アーティファクト(仕訳、Webフォーム、Webグリッドおよびタスク・リスト)にもセキュリティ・クラスが割り当てられます。

注:

異なるディメンションのメンバーの交差に対しては、セキュリティ・クラスを定義できません。

Financial Managementでは、独自のネイティブ・インタフェースを使用して、データ・セキュリティを定義します。また、データ・セキュリティ情報の独自のリポジトリが管理されています。ユーザーおよびグループへのデータ・セキュリティの割当ては、Shared Services Consoleを使用して実行します。