Shared Services Consoleの概要

Oracle Hyperion Shared Services Consoleは、ビュー・ペイン(アプリケーション管理ペインとも呼ばれる)とタスク・タブで構成されています。初めにShared Services Consoleにアクセスすると、ビュー・ペインと「参照」タブが表示されます。

ビュー・ペインは、ネイティブ・ディレクトリおよびアプリケーション・グループなどのオブジェクトを選択できるナビゲーション・フレームです。通常は、ビュー・ペインで現在選択されている項目の詳細が「参照」タブに表示されます。その他のタスク・タブは、実行するタスクの必要に応じて開きます。たとえば、「レポート」タブはレポートを生成または表示するときに開きます。

現在の構成に応じて、Shared Services Consoleのビュー・ペインには既存のオブジェクトが一覧表示されます。これらのオブジェクトを展開すると、詳細を表示できます。たとえば、「ユーザー・ディレクトリ」ノードを選択すると、構成済のすべてのユーザー・ディレクトリが一覧表示されます。

オブジェクトを右クリックすると表示されるショートカット・メニューは、ビュー・ペインのオブジェクトに関連付けられています。

ビュー・ペインのオブジェクトに関連付けられたショートカット・メニューは、オブジェクトに対する操作を実行する最も早い方法です。ショートカット・メニューのオプションは、選択した対象に従って動的に変更されます。これらのオプションは、メニュー・バーのメニューからも使用できます。使用可能なメニュー・オプションを表すボタンがツールバーに表示されます。

注:

ネイティブ・ディレクトリShared Services Consoleから管理されるため、ネイティブ・ディレクトリのショートカット・メニューで使用可能なメニュー・オプションの中には、他のユーザー・ディレクトリには使用できないものがあります。

次の機能が、Shared Services Consoleから使用できます:

  • ユーザー・ディレクトリ構成

  • シングル・サインオン構成

  • ネイティブ・ディレクトリ管理

  • 役割ベースのユーザーのアクセス制御の管理

  • 監査構成およびレポート管理

  • Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemライフサイクル管理へのアクセスおよび製品のアーティファクトの検索