Oracle Enterprise Performance Management Systemでは、アプリケーション・レベルとアーティファクト・レベルのプロビジョニングを使用して、アプリケーションとデータのセキュリティが確保されます。各EPM Systemアプリケーションへのアクセスは、ユーザーおよびグループにアプリケーションの役割をプロビジョニングすることで制限されます。通常、プロビジョニング・マネージャは、Oracle Hyperion Shared Services Consoleを使用してEPM Systemアプリケーションに対するユーザーおよびグループのプロビジョニングを行います。
一部のEPM Systemアプリケーションは、独自のアーティファクト(アプリケーションのみに属するレポートおよび計算スクリプトなど)を作成します。ほとんどの場合、アプリケーションのアーティファクトへのアクセスは、アプリケーション・ユーザーおよびグループにプロビジョニングすることで制御できます。たとえば、Oracle Essbase Administration ServicesコンソールまたはMaxLを使用してOracle Essbaseのフィルタおよび計算スクリプトを作成します。Essbaseアプリケーションのプロビジョニング・マネージャは、Shared Services Consoleを使用して、これらのフィルタおよび計算スクリプトをプロビジョニングできます。
プロビジョニング・マネージャはプロビジョニング・マネージャとして定義されたアプリケーションからの役割でグループをプロビジョニングできます。一般的には、アプリケーションの所有者(アプリケーションを作成し、Oracle Hyperion Foundation Servicesに登録したユーザー)にはアプリケーションのプロビジョニング・マネージャの役割が自動的に付与されます。
この手順を開始する前に、必要なサーバーとアプリケーションが実行されていることを確認してください。
アプリケーション固有のアクセス権限を割り当てるには: