オプション: WebLogic Serverに対するルートCA証明書のインストール

ほとんどのよく知られたサードパーティCAのルートCA証明書は、JVMキーストアにすでインストールされています。よく知られたサードパーティCAの証明書を使用してインストールしていない場合、この項の手順を実行します(非推奨)。デフォルトのJVMキーストアの場所は、MIDDLEWARE_HOME/jdk/jre/lib/security/cacertsです。

注:

Oracle Enterprise Performance Management Systemサーバーでこの手順を実行します。

ルートCA証明書をインストールするには:

  1. ルートCA証明書をOracle WebLogic Serverがインストールされているマシンのローカル・ディレクトリにコピーします。
  2. コンソールから、ディレクトリをMIDDLEWARE_HOME/jdk/jre/binに変更します。
  3. 次のようなkeytoolコマンドを実行して、ルートCA証明書をJVMキーストアにインストールします:
    keytool -import -alias ALIAS -file CA_CERT_FILE -keystore KEYSTORE -storepass KEYSTORE_PASSWORD -trustcacerts

    たとえば、次のコマンドを使用して現在のディレクトリに格納されている証明書CAcert.crtをJVMキーストアに追加し、キーストア内の証明書別名としてBlisterを使用できます。ストア・パスワードはexample_pwdとしています。

    keytool -import -alias Blister -file CAcert.crt -keystore ../lib/security/cacerts -storepass example_pwd -trustcacerts

    注:

    前述のコマンドと例では、keytoolを使用した証明書のインポートに構文の一部が使用されます。インポート構文の完全なリストは、keytoolのドキュメントを参照してください。