EPM Systemの共通設定の再構成

このプロセスでは、Oracle Enterprise Performance Management Systemコンポーネントに強制的にSSL通信を使用させるための設定を選択します。

注:

Oracle Hyperion Financial Management WebサーバーをSSL使用可能にする場合Financial Managementの構成を開始する前に、weblogic.xmlでHFM WebAppのsession-descriptorを編集することによって、Cookieを保護する必要があります。

  1. 7 Zipなどのツールを使用して、Financial Management Webアーカイブを展開します。アーカイブ内のweblogic.xmlの場所は、EPM_ORACLE_HOME\products\FinancialManagement\AppServer\InstallableApps\HFMWebApplication.ear\HFMWeb.war\WEB-INF\weblogic.xmlです。
  2. weblogic.xmlでHFM WebAppのsession-descriptorに次のディレクティブを含めます:

    <cookie-secure>true</cookie-secure>

  3. weblogic.xmlを保存します
  4. 7 Zipによってアーカイブを更新するかどうか確認されたら、「Yes」をクリックします。

SSL用にEPM Systemを再構成するには:

  1. EPM Systemコンフィグレータを起動します。
  2. 「構成を適用するEPM Oracleインスタンスを選択してください」で、次のステップを実行します:
    1. 「EPM Oracleインスタンス名」で、EPM Systemコンポーネントの最初の構成時に使用したインスタンス名を入力します。
    2. 「次」をクリックします。
  3. 「構成」画面で、次のステップを実行します:
    1. 「すべて選択解除」をクリアします。
    2. Hyperion Foundation構成タスクを展開し、「共通設定の構成」を選択します。
    3. 「次」をクリックします。
  4. 「共通設定の構成」で、次のステップを実行します:

    注意:

    電子メール・サーバーとの通信にSSLを使用するための設定を選択する前に、電子メール・サーバーがSSL用に構成されていることを確認します。


    アプリケーション・サーバー、Webサーバーおよび電子メール・サーバーに対して使用可能にするオプションを選択するためのEPM System共通設定画面
    1. 「Java Webアプリケーション・サーバー通信にSSLを使用(手動構成が必要)」を選択し、EPM Systemが通信にSSLを使用する必要があることを指定します。
    2. オプション: 「メール・サーバー・ホスト」および「ポート」に情報を入力します。SSL通信をサポートするには、SMTPメール・サーバーで使用されるセキュアなポートを指定する必要があります。
    3. オプション: SMTPメール・サーバーとのSSL通信をサポートするには、「メール・サーバーとの通信にSSLを使用」を選択します。
    4. 残りのフィールドに、設定を選択または入力します。
    5. 「次」をクリックします。
  5. 後続の「EPM Systemコンフィグレータ」画面で「次へ」をクリックします。
  6. デプロイメント・プロセスが完了すると、「要約」画面が表示されます。「終了」をクリックします。