EPM Workspaceサーバー設定へのアクセス

Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceのサーバー設定にアクセスするには、「ナビゲート」「管理」「Workspace設定」「サーバー設定」の順に選択します。

注:

EPM Workspaceのサーバー設定を変更する場合は、変更を有効にするためにログアウトしてブラウザを再起動する必要があります。

表3-1 EPM Workspaceの一般的なサーバー設定

設定 説明
サポートされているロケール

EPM Workspaceでサポートされているロケール

「ここをクリックすると編集します」を選択すると、値リストが開きます。サポートされているロケールを特定のEPM Workspace構成の「使用できる値」と「割り当てられている値」間で移動できます。

デフォルトのロケール ユーザー要求のロケールをロードできない場合のアプリケーションのデフォルトのロケール。デフォルト値は「英語」です。
クライアント・デバッグの使用可能

ブラウザ側のEPM Workspaceデバッグ機能を抑制するかどうか。デフォルト値は「いいえ」です。

セッションのタイムアウト アイドル状態のユーザーがクライアント側のEPM Workspaceから強制的にログアウトされるまでの時間間隔(分)。デフォルト値は30です。最大値は1440です。
キープアライブ間隔

HTTPセッションを維持するために、開かれている各コンテキストへのEPM Workspaceのping間の時間間隔(分)。これはサーバー側の値です。デフォルト値は10です。

必要なログオン役割 EPM Workspaceにログオンするために必要な役割。デフォルト値は「なし」です。
ネイティブ・ユーザーのパスワード変更可能 ネイティブ・ユーザーが自分のパスワードを変更できるかどうか。デフォルト値は「はい」です。
HTTP要求URLの資格証明の受入れ デフォルト値は「いいえ」です。「いいえ」に設定すると、要求パラメータsso_tokensso_usernameおよびsso_passwordはHTTP要求URLで無視されます。これらはHTTP POST要求本文で送信された場合のみ受け入れられます。

動作を停止するURLの例:

http://host:port/workspace/?sso_username=admin&sso_password=mypassword

SSO失敗後の直接ログオンを許可 デフォルト値は「いいえ」です。シングル・サインオン(SSO)が有効でSSO認証が失敗した場合に、ユーザーが直接ログオンできるようにするには、「はい」を選択します。
ユーザー表示名の使用可能

デフォルト値は「いいえ」です。「はい」に設定した場合、EPM Workspaceの右上隅にあるようこそメッセージ領域に、ユーザーの完全な表示名が表示されます。表示名には、通常、姓と名が含まれます。たとえば、この値を「はい」に設定すると、「JSMITHとしてログイン」ではなく「John Smithとしてログイン」と表示されます。

ログオン時にユーザー名を記憶 「はい」に設定すると、ログオンが正常に終了した後にユーザーの名前がCookieとして記憶されます(そうでない場合は、既存のCookieが削除されます)。デフォルト値は「いいえ」です。

表3-2 EPM Workspaceメッセージ

設定 説明
メッセージ・ファイル 「ここをクリックすると編集しますを選択するとダイアログ・ボックスが開き、ユーザーに送信するメッセージのテキストを入力できます。メッセージは、現在ログインしているすべてのユーザー、またはEPM Workspaceに初めてログインするユーザーに送信されます。
クライアント・メッセージ・ポーリング間隔 新規メッセージを確認する間隔。値は分単位で入力します。値にゼロを指定した場合、メッセージング・システムは無効化され、新たにログオンしたユーザーはメッセージを受信しません。デフォルトは0です。
サーバー・メッセージ・キャッシュ メッセージ・ステータスの変更をWebアプリケーションがチェックする頻度。コマンド・ラインからメッセージを更新する場合は、このパラメータを使用します。ダイアログ・ボックスからメッセージを変更した場合、変更は即時に反映されます。入力した値は分を表します。デフォルト値は10分です。
User Productivity KitへのURI

注意: UPKをEPM Workspaceで使用できるのは、Oracle Hyperion PlanningOracle Hyperion Financial ManagementなどUPKをサポートする製品の場合のみです。

Oracle User Productivity Kit (URI)には、本稼働環境のユーザーをサポートするために設計されたライブラリが含まれています。ヘルプ・システムと統合されている場合、UPKは、ユーザーのタスク実行方法を反映したコンテキスト依存のトレーニング・シミュレーションを提供します。

UPKを実装するには:

  1. 「User Productivity KitへのURI」フィールドに次のURIを入力します:

    http://<anydomain/full_content_path_to_upk_content/>

    これはUPKがある場所です。

    EPM Workspaceでアクセスされる製品の場合、URL http://any_domain/full_content_path_to_UPK_content/{gateway_page}{gateway-page}はOracleコンテンツがある場所です。「User Productivity KitへのURI」フィールドに{gateway-page}を入力しないでください。EPM Workspaceが、正しい値の{gateway-page}をURL http://any_domain/full_content_path_to_UPK_content/{gateway_page}に自動的に追加します。

    URIの入力例: http://localhost/upkcontent

  2. 「OK」をクリックします。
  3. EPM Workspaceをログアウトします。
  4. EPM Workspaceに再びログインするとUPKが有効になっています。

注意: 「ヘルプ」メニューに「Oracle User Productivity Kit」が表示されます。オンライン・ヘルプとして、ツールバーにUPKボタンも表示されます。

ポスト・ログオフURL ユーザーがログオフした後のUIのリダイレクト先URL。
Workspaceのインストーラ・メニュー・アイテムの使用可能 EPM Workspaceのインストーラ・メニュー・アイテムを使用可能にするかどうか。これらのアイテムは、「ツール」メニューにあります。デフォルト値は「はい」です。
使用可能な製品 インストール済で実行されていない製品を使用不可にします。「ここをクリックすると編集しますを選択すると、選択解除できる製品が示されたダイアログ・ボックスが開きます。チェックを外すと、その製品は、インストールされていないかのように、次のログオン時には統合が解除されます。