Oracle Enterprise Performance Management Cloudからデータを抽出し、EPM Cloudアプリケーションにロードするのではなく、フラット・ファイルにデータをプッシュできるように、カスタム・ターゲット・アプリケーションを作成します。
カスタム・ターゲット・アプリケーションを使用すると、EPMでサポートされるソースからデータをロードし、そのデータをOracle Essbase、Oracle Hyperion PlanningおよびOracle Hyperion Financial Managementにロードするかわりにフラット・ファイルに抽出できます。必要なディメンショナリティを含むカスタム・ターゲット・アプリケーションを定義できます。Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionでは、データをターゲット・アプリケーションにエクスポートするかわりに、カスタム・プロセスを使用して外部システムにロード可能なデータ・ファイルを生成します。
カスタム・ターゲット・アプリケーションを作成するときは、次の点に注意してください:
データは、勘定科目、エンティティ、UD1、UD2からUD20、金額という定義済の順序でファイルに書き込まれます。
カスタム・アプリケーション定義を作成するときに指定したシーケンスが、マッピング処理の順序として使用されます。スクリプトに依存関係の処理順序が含まれる場合は、シーケンスに注意してください。
データ・ルール — POVカテゴリは検証されません。
データ・ロード・マッピング — ターゲット値はカスタム・アプリケーションに対して検証されません。
データ・ロードの実行 — FDMEEで出力データ・ファイルが作成されます。データ・ファイルの名前は<Target App Name>_<Process ID>.dat
です。これは、<APPL ROOT FOLDER>/outbox
ディレクトリに書き込まれます。データ・ファイルには、「プロセスの詳細」ページのOUTPUT file
列からアクセスできます。
データ・ロード・ルールが実行されると、FDMEEでデータがエクスポートされます。
カスタム・ファイルを作成する場合は、「ファイルへのエクスポートを使用可能にする」オプションを「いいえ」に設定し、カスタム・イベント・スクリプトをBefExport
に書き込んでデータ・ファイルを作成します。カスタム・プロセスを作成してターゲット・スクリプトに自動的にロードする場合は、BefExport
スクリプトを記述してください。
カスタム・アプリケーションを定義するには: