データの同期

データの同期によって、ソースとターゲットのOracle Enterprise Performance Management Cloudアプリケーションを選択し、データをマッピングするのみで、アプリケーションのディメンショナリティに関係なく、EPM Cloudソース・アプリケーションとターゲット・アプリケーションとの間でデータを同期し、マップすることができます。強力なマッピング機能がすでに使用可能な場合、データはあるアプリケーションから別のアプリケーションに簡単に変換できます。

たとえば、データの同期を使用して次のようにデータを移動します:

  • Oracle Hyperion Planning入力キューブからレポート・キューブへ、

  • 実績をFinancial Consolidation and CloseからPlanningのレポート・キューブへ(差異レポートのため)。

データの同期によって使用可能になるタスクは、次のとおりです:

  • 同期を作成および変更します。

  • ソースおよびアプリケーション・アプリケーションを選択します。

  • ソースおよびターゲット間のマッピングを定義します。

  • レポート目的のためにOracle Hyperion Financial ManagementからOracle Essbaseへデータをコピーします。

  • 今後のプランニングのためにFinancial ManagementからPlanningに連結データをコピーします。

  • 様々な法定報告書用にあるFinancial Managementアプリケーションから別のFinancial Managementにコピーします。

  • Oracle Enterprise Performance Management SystemからEnterprise Resource Planning (ERP)アプリケーションにデータを書き込みます。

  • 同期を検証します。

  • 同期を実行します。

  • 同期アクティビティのログを表示します。

Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionでのデータの同期ステップの概要は次のとおりです:

注:

同期するEPMアプリケーションがターゲット・アプリケーションとして登録されていることを確認してください。
  1. インポート・フォーマット—ソースおよびターゲットEPM Systemアプリケーションを選択します

    インポート・フォーマットではディメンション・マッピングも定義されます。同期がすべての関連要素を認識できるように、各ソースおよびターゲット・アプリケーションに対応するディメンションをマップします。

    注:

    FDMEEが年次累計(YTDデータ)ではなく期別をロードするようにするには、インポート・フォーマットで"Periodic"値ディメンションをハードコードする必要がある場合があります。
  2. ロケーション—新しいロケーションを作成し、インポート・フォーマットに関連付けます。
  3. データ・ロード・ルール—ソース・フィルタ・パラメータを定義します。

  4. データ・ロード・マッピング - ソースからターゲットへのアプリケーション・マッピングを定義します。

  5. 実行—データ・ルールを実行すると、ソースEPM Systemのデータがファイルに抽出されます。データ・ロード・ワークフロー・プロセスを使用し、データをインポートして処理できます。

  6. エクスポート—データを同期します。