Oracle Hyperion Financial Managementアプリケーションのアプリケーションの詳細およびディメンションの詳細を定義します。
Financial Managementアプリケーションに対して、アプリケーションの詳細およびディメンションの詳細を定義した後で、アプリケーション・オプションを定義します。
Financial Managementのアプリケーション・オプションを定義するには:
表1-15 Financial Managementアプリケーションのオプションと説明
オプション | 説明 |
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交差の確認 |
「データ・ロード・ワークベンチ」の「検証」ステップで、Financial Managementデータの交差(勘定科目やエンティティなど)を確認できるようになります。デフォルト設定は「はい」です。 |
ライン・アイテムの詳細のロード |
Financial Managementへのライン・アイテムの詳細のロードを使用可能にします。 使用可能にする場合は「はい」を選択し、使用不可にする場合は「いいえ」を選択します。 |
ライン・アイテムの詳細のロード・タイプ |
セルに対して、ライン・アイテムの詳細とサマリーのデータのどちらをロードするかを指定します。デフォルトは「詳細のロード」で、選択したセルの詳細が表示されます。(勘定科目にライン・アイテムを含めることができるかどうかを指定します。)この設定が「サマリーのロード」の場合、セルにはサマリー情報が表示されます。
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データ・ロードを使用可能にする |
データ・ロード・プロセスを使用可能にします。 使用可能にする場合は「はい」を選択し、使用不可にする場合は「いいえ」を選択します。 |
処理のロード |
データをロードするためのプロセスを選択します。ファイルをアプリケーションにロードする前に、無効なレコードがないかファイルをスキャンする場合は、「スキャン」を選択します。ファイルのみをロードする場合は、「ロード」を選択します。
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ロード方法 |
データ・ファイルをアプリケーションにロードするための方法を選択します。使用可能なロード方法:
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ファイル内の累計 |
「ファイル内の累計」オプションは、「マージ」オプションおよび「置換」オプションと一緒に使用できます。データ・ロード・ファイルに同じ視点の複数のデータ行が含まれる場合、このオプションは、最初にファイルのデータを累計し、選択したロード・オプションに基づいて、アプリケーションに合計をロードします。データ・ファイルの一意の視点ごとに、ロード・ファイルの値がアプリケーションの値に加算されます。たとえば、ファイル内に10、20および30がある場合、60がロードされます。 使用可能にする場合は「はい」を選択し、使用不可にする場合は「いいえ」を選択します。 |
所有権あり |
ロードしているファイルに所有権データが含まれる場合は、このオプションを指定する必要があります。データ・ファイルに出資比率が含まれている場合、またはデータを共有している場合にこのオプションを選択しないと、ファイルをロードするときにエラーが発生します。 使用可能にする場合は「はい」を選択し、使用不可にする場合は「いいえ」を選択します。 |
データの保護を使用可能にする |
Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionで、データ・ロード中に上書きされないように、指定された保護値に基づいてターゲットシステム・データを保護できるようにします。このオプションは、FDMEE以外の方法を使用してターゲット・システムにデータを入力する場合に使用します。 使用可能にする場合は「はい」を選択し、使用不可にする場合は「いいえ」を選択します。 |
保護 - セル・テキストを含める |
「データの保護を使用可能にする」が使用可能な場合(データ・ロード中に上書きされないようにターゲットシステム・データを保護します)、テキストをデータ・セルにロードするかどうかを指定します。 データ保護の一部としてセル・テキストを含める場合は、「はい」を選択します。 データ保護の一部としてセル・テキストを除外する場合は、「いいえ」を選択します。 |
保護値 |
「データの保護を使用可能にする」を使用可能にした場合、ロード・ステップ中に保護する値を指定します。このフィールドの値は、ディメンション間でFinancial Management内のディメンション値である必要があります。 たとえば、「Protect This」と入力します。 |
保護演算子 |
演算子(=または<>)を選択します。「データの保護を使用可能にする」オプションが使用可能な場合にのみ使用されます。このオプションにより、保護するデータが「保護値」と等しい(=)または等しくない(<>)ことを示すことができます。 |
仕訳のロードを使用可能にする |
仕訳ファイルのロードを使用可能にします。 作業中、却下済、提出済、承認済および転記済の仕訳と、標準および繰返しの仕訳テンプレートをロードできます。連結プロセスによって作成されるため、自動連結仕訳はロードできません。 このオプションのデフォルト設定は「いいえ」です。この設定は、「ロケーション」画面でロケーションに対して設定されたデータ値についても使用できます。いつどのようにしてデータを仕訳としてFinancial Managementにロードするかを決定します。 使用可能にする場合は「はい」を選択し、使用不可にする場合は「いいえ」を選択します。 |
ドリル領域 |
「はい」を選択すると、ドリル領域が作成されます。 ドリル可能領域定義は、一般会計ソース・システムからロードされたデータを定義し、FDMEEにドリル可能なデータを指定するために使用されます。 データ・グリッドおよびデータ・フォームでは、領域をロードした後、ドリル可能なセルは、セルの左上隅の薄青のアイコンによって示されます。セルのコンテキスト・メニューに定義済の表示名が表示され、続いて指定されたURLが開かれます。 領域定義ロード・ファイルは、次の情報で構成されています:
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セル・テキストのロードを使用可能にする |
テキストおよびドキュメントのデータ・セルへのロードを使用可能にします。FDMEEは、ドキュメントを 使用可能にする場合は「はい」を選択し、使用不可にする場合は「いいえ」を選択します。 注: FDMEEでは、複数のセル・テキストをFinancial Managementの交差にロードしません。追加モードを使用したロードが実行され、すでにセル・テキストを含む交差に新しいセルが追加された場合、追加されるのではなく、古いセル・テキストが新しいセル・テキストで置換されます。 |
連結を使用可能にする |
データ・ロード内の連結を使用可能にします。 連結は、依存エンティティからデータを収集し、親エンティティにデータを集約するプロセスです。連結を開始すると、指定したシナリオ、年、期間、エンティティおよび値に対して連結プロセスが実行されます。また、同じ年のそれ以前の期間と子孫に対する連結が以前に実行されていない場合は、そのプロセスの一部として、その期間と子孫すべてに対する連結が実行されます。連結プロセスでは、影響を受けた各エンティティおよび値に対して、すべての計算ルール関数が実行され、必要に応じて、子エンティティから親エンティティに変換するために換算プロセスが実行されます。 使用可能にする場合は「はい」を選択し、使用不可にする場合は「いいえ」を選択します。 |
連結タイプ |
データ・ロードの連結タイプを選択します。 使用可能な連結タイプ:
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計算の強制を使用可能にする |
連結の実行前のデフォルト計算呼出しの実行を使用可能にします。 使用可能にする場合は「はい」を選択し、使用不可にする場合は「いいえ」を選択します。 |
換算の強制を使用可能にする |
選択したすべてのセルのデータの強制的な換算を使用可能にします。 使用可能にする場合は「はい」を選択し、使用不可にする場合は「いいえ」を選択します。 |
換算レベル |
データのロード時の行および列の換算レベル(換算に含めるレベル)を指定します。使用可能なレベル:
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複数ロードのゼロのロードを使用可能にする |
「はい」を選択すると、複数期間ロード中に0値がロードされます。 |
仕訳ステータス |
特定のステータスの仕訳をロードするには、そのステータスを選択します。仕訳ステータスは、仕訳の現在の状態を示します。 使用可能な仕訳ステータス:
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仕訳デフォルト値 |
仕訳のデフォルト値を指定します。このオプションのデフォルト設定は<Entity Curr Adjs>です。 使用可能な値は次のとおりです:
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エンティティごとのJV IDが使用可能な仕訳 |
ロードされているエンティティに仕訳ID (仕訳番号)を割り当てます。 「はい」を選択すると、POVの各エンティティに1つの仕訳IDが割り当てられます。「いいえ」を選択すると、POVのすべてのデータに1つの仕訳IDが割り当てられます。仕訳をロードする場合にのみ、このオプションが使用されます。 デフォルト設定は「はい」です。 このオプションは、データとしてインポートされるFDMEEデータのみに適用されます。仕訳インタフェースを介してインポートされるデータには適用されません。FDMEEにインポートされる通常のデータは、Financial Managementに仕訳としてロードできます。また、Financial Managementでは、すべての仕訳がJV IDを持つ必要があるため、このオプションにより、FDMEEがJV IDの作成方法を決定できます。 |
仕訳の調整属性 |
仕訳サブセクションで使用される仕訳の調整属性を選択します。 使用可能な属性は次のとおりです:
このオプションが使用されるのは、仕訳をFinancial Managementにロードする場合のみです。デフォルト設定は「U-貸借不一致」です。 |
開始レートの通貨レート勘定科目 |
Financial Managementターゲット・アプリケーションの開始レートの通貨レート勘定科目を指定します。 |
終了レートの通貨レート勘定科目 |
Financial Managementターゲット・アプリケーションの終了レートの通貨レート勘定科目を指定します。 |
平均レートの通貨レート勘定科目 |
Financial Managementターゲット・アプリケーションの平均レートの通貨レート勘定科目を指定します。 |
メンバーの説明のソース言語 |
メンバーがロードされる際の説明のソース言語を指定します。 使用できる言語がドロップダウンに表示されます。 |
アプリケーション・アクセスのグローバル・ユーザー |
Financial Management アプリケーションへのシングル・サインオン・ログオンを上書きするオプション。ユーザー名がこのオプションに指定されている場合、FDMEEのサインオン・ユーザー名ではなく、このユーザー名を使用してFinancial Managementアプリケーションにアクセスします。Financial Managementアプリケーションへの管理者アクセスができるユーザーのユーザー名を指定します。 |