インポート・フォーマットはソース・ファイルまたはシステムのコンテンツ構造を識別します。インポート・フォーマットを作成する場合、設定およびソースとターゲット・システムのディメンション間のインポート・フォーマット・マッピング定義を定義します作成できるのは次のとおりです:
1から1へのマッピング - 単一セグメントおよび単一チャートフィールドのマッピング:
ソース・セグメントのメンバーとターゲット・ディメンションのメンバーとの間に単純な1対1マッピングを定義します。
ソース値セットからすべてのメンバーをターゲット・ディメンションのメンバーとして取得します。
注:
このトピックは、ファイルベースのデータ・ロード定義には該当しません。
次の図は、ソース・システムのセグメントまたはチャートフィールドとEPMターゲット・アプリケーションのディメンションとの、1から1へのマッピングを示したものです。
注:
ソースの各メンバーは、ターゲット・ディメンションの単独のメンバーとして作成されます。
注:
1つのディメンションに対するマップを含むマッピング・ファイルをインポートする場合、ディメンション名がファイルの最初のフィールド内にある必要があります。
複数から1へのマッピング - ソース内の複数のセグメントまたはチャートフィールドを連結して、1つのEPMディメンション・メンバーにマッピングすることが可能です。
複数のディメンションが、連結された単一のセグメントにマッピングされた場合、ソース階層に対して定義した走査順序に基づいて、連結されたメンバーのターゲット・ディメンションとして新しいディメンションが作成されます。ターゲット・ディメンションとして連結できるセグメントの数は無制限です。次の表は、セグメントからディメンションへのマッピング方法を示したものです。この例では、2つのセグメント(「会社」および「部署」)が1つのディメンション(「エンティティ」)にマッピングされています。
表2-5 セグメントからEPMディメンションへのマッピング
セグメント/チャートフィールド | EPMディメンション |
---|---|
会社 | エンティティ |
部門 | |
製品 | 製品 |
勘定科目 | 勘定科目 |
Oracle E-Business SuiteやPeopleSoftのようなEnterprise Resource Planning (ERP)ソースの任意の数のソース・セグメントを連結します。