レポートの実行

Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionレポート・フレームワークは、ソースとターゲットのデータ、テンプレートおよびユーザー定義SQL問合せを組み込む統合ソリューションを表します。Oracle Business Intelligence Publisherで作成されたテンプレートは、XML形式のデータを消費し、レポートを動的に生成します。SQL問合せを追加して、表からデータを抽出したり、レポート・パラメータと組み合せて標準レポートの定義を拡張できます。FDMEEレポートは、PDF、Excel、Word、またはHTML出力として生成されます。

RESTリソース

POST /aif/rest/{api_version}/jobs

要求

サポートされるメディア・タイプ: application/json

次の表は、クライアントの要求をまとめたものです。

表A-9 パラメータ

名前 説明 タイプ 必須 デフォルト
api_version 操作しているAPIのバージョン(V1など) パス はい なし
jobType ジョブ・タイプ、REPORT パス はい なし
jobName

実行されるレポートの名前(POVのディメンション・マップ(ディメンション、カテゴリ、期間)など)

パス はい なし
reportFormatType レポートのファイル形式(pdfxlsxhtmlまたはexcel) パス はい pdf
parameters レポートに応じて数と値が異なります パス はい なし
Location Comma_Visionなどのレポートのロケーション パス はい なし

要求本文の例

JSONフォーマットの要求本文の例を次に示します。

{
"jobType":"REPORT",  
"jobName":"Dimension Map For POV (Dimension, Cat, Per)",
"reportFormatType":"PDF",
"parameters":{
         "Dimension Name":"ENTITY",
         "Category":"Actual",
         "Period":"Jan15",
         "Location":"Comma_Vision"
    }
}

サンプル・コードについては、データ・ルールの実行を参照してください。

応答

次の表は、応答パラメータをまとめたものです。

表A-10 パラメータ

名前 説明

jobId

ジョブに対してFDMEEで生成されたプロセスID (1885など)

status

RUNNINGなどのジョブ・ステータス

logFileName

この実行のエントリを含むログ・ファイル(outbox\logs\BESSAPP-DB_1885.logなど)

outputFileName

生成された出力ファイルの名前。この名前を使用して、レポートをダウンロードできます

processType

実行されたプロセスのタイプ、EXECUTE_REPORT

executedBy

ルールの実行に使用されたユーザーのログイン名(adminなど)

details

アプリケーション・エラーが発生した場合に例外スタック・トレース、それ以外の場合nullを戻します

サポートされるメディア・タイプ: application/json

パラメータ

応答本文の例

JSONフォーマットの応答本文の例を次に示します。

{
"links": 
[
0]
"status":"-1",
"details":"null",
"jobId":"1885",
"jobStatus":"RUNNING",
"logFileName":"outbox/logs/1885.log",
"outputFileName":"outbox/reports",
"processType":"EXECUTE_REPORT",
"executedBy":"admin"
}

サンプル・コードについては、データ・ルールの実行を参照してください。