データ・マッピングのエクスポート

メンバー・マッピングは、ソース値に基づいて各ディメンションのターゲット・メンバーを導出するために使用されます。データ・ロード時にメンバー・マッピングが参照されることにより、Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionは、ターゲット・アプリケーションにロードされるデータをディメンション化する方法を決定できます。メンバー・マッピングでは、単一ディメンション内のソース・メンバーとターゲット・ディメンション・メンバー間の関係が定義されます。メンバー・マッピングは、ターゲット・ディメンションごとに作成する必要があります。

メンバー・マッピングを、選択したファイル・フォーマット(.csv、.txt、.xlsまたは.xlsx)にエクスポートできます。

RESTリソース

POST /aif/rest/{api_version}/jobs

要求

サポートされるメディア・タイプ: application/json

次の表は、クライアントの要求をまとめたものです。

表A-7 パラメータ

名前 説明 タイプ 必須 デフォルト
api_version 操作しているAPIのバージョン(V1など) パス はい なし
jobType ジョブ・タイプ、MAPPINGEXPORT パス はい なし
jobName

インポートする特定のディメンションのディメンション名(ACCOUNTなど)、またはすべてのディメンションをインポートする場合はALL

パス はい なし
fileName マッピングのエクスポート元のファイルおよびパス。ファイル・フォーマットは、.CSV、.TXT、.XLSまたは.XLSXです。ファイル・パスに送信ボックス(outbox)を含めます(outbox/BESSAPPJan-06.csvなど) パス はい なし
locationName ロケーション名(BESSAPPなど) パス はい なし

要求本文の例

JSONフォーマットの要求本文の例を次に示します。

{
"jobType":"MAPPINGEXPORT",
"jobName":"ACCOUNT",
"fileName":"outbox/BESSAPPJan-06.csv",
"locationName":"BESSAPP"
}

サンプル・コードについては、データ・ルールの実行を参照してください。

応答

次の表は、応答パラメータをまとめたものです。

表A-8 パラメータ

名前 説明

jobId

ジョブに対してFDMEEで生成されたプロセスID (1881など)

jobStatus

SUCCESSなどのジョブ・ステータス

logFileName

この実行のエントリを含むログ・ファイル(outbox/logs/BESSAPP-DB_1881.logなど)

outputFileName

生成された出力ファイルの名前(outbox/BESSAPPJan-06.csvなど)

processType

実行されたプロセスのタイプ、EXPORT_MAPPING

executedBy

ルールの実行に使用されたユーザーのログイン名(adminなど)

details

アプリケーション・エラーが発生した場合に例外スタック・トレース、それ以外の場合nullを戻します

サポートされるメディア・タイプ: application/json

応答本文の例

JSONフォーマットの応答本文の例を次に示します。

{
"links": 
[
0]
"status":"0",
"details":"null",
"jobId":"1881",
"jobStatus":"SUCCESS",
"logFileName":"outbox/logs/BESSAPP-DB_1881.log",
"outputFileName":"outbox/BESSAPPJan-06.csv",
"processType":"EXPORT_MAPPING",
"executedBy":"admin"
}

サンプル・コードについては、データ・ルールの実行を参照してください。