全体のFinancial Closeプロセスの一部として、Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionにより、Enterprise Resource Planning (ERP)システムおよびファイルからEPMアプリケーションへのデータ・ロードを実行できます。Oracle Hyperion Financial Close Managementでは期末決算処理を管理し、Financial Close Management内からデータ・ロード・アクティビティを開始します。決算プロセスには期限があり、ワークフロー主導のため、Financial Close Managementユーザーは、タスク・アラートおよび通知に基づいてプロセスをトリガーします。
FDMEEとFinancial Close Managementの統合は、対話モードを使用して実現されます。この種の統合では、Financial Close ManagementユーザーはFinancial Close Managementのタスク・リンク(URL)をクリックしてFDMEEのデータ・ロード・ワークベンチにアクセスできます。
このシナリオでは、ユーザーがデータのロード・タスクの電子メール通知に応答できます。ユーザーがメールのリンク(URL)をクリックすると、データのロード元のFDMEEにアクセスできます。
Financial Close Managementユーザーは、データ・ロード・ワークベンチに制御を移して、対話型でルールの実行プロセスを続行できます。
リンク(URL)の例は次のとおりです。
http://<YourServer>:19000/workspace/index.jsp?module=aif.launch&povLocationName=COMMA7DIM&povPeriodName=Jan-05&povCategoryName=Actual&povRuleName=COMMA7DIM
データ・ロード・ワークベンチに渡されるパラメータは次のとおりです。
povRuleName - データ・ルール名
povLocation - ロケーション
povCategory - カテゴリ
povPeriodName - 期間
URLをFinancial Close Managementで定義する場合、次の点に注意してください:
URLにはすべてのパラメータが必要です。
パラメータにスペースが含まれている場合、パラメータの前後に引用符("()")を指定せずに、空白を含めてパラメータを入力してください。(パラメータは、標準のURL要求形式で渡されます。)
URLの区切り記号は"&"です。