Data Relationship ManagementFDMEEのメタデータ・ルール

ディメンションをData Relationship Managementにインポートして、プロパティを編集したり、ディメンションを管理できます。この情報はData Relationship Managementから他のEPMアプリケーションにエクスポートできます。ディメンションは、Oracle Data Relationship Managementインポート・プロファイルを使用してData Relationship Management内の階層にマッピングされます。

Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionは、ERPシステムからData Relationship Managementへのディメンションと階層のロードをサポートします。メタデータ・ロードの重要事項は次のとおりです:

  • ディメンションごとにData Relationship Managementドメインを指定する必要があります。このドメインは、Data Relationship Managementの統合がターゲット・アプリケーションで有効になっている場合に必要です。LOVから、適切なDRMドメインを選択します。

  • ディメンション名はターゲット・ディメンションの名前です。

    FDMEEでは発効日を使用して階層バージョンを決定します。

  • Data Relationship Managementは複数の階層をサポートするため、FDMEEではバージョンを親メンバーに連結しません。

Data Relationship Managementのメタデータ・ルールを作成するには:

  1. 「ワークフロー」タブの「メタデータ」で、「メタデータ・ルール」を選択します。

    注:

    各ターゲット・アプリケーションの同じ元帳またはビジネス・ユニットに対して、複数のメタデータ・ルールを作成することはできません。

  2. 「POV」バーからメタデータ・ルールに使用する場所を選択します。
  3. 「追加」をクリックします。

    ディメンション・マッピングのサマリー・グリッドの上部に空白行が表示されます。

  4. 「統合オプション」の「マッピング」の詳細領域で、「ディメンション」からディメンションを選択します。

    インポート・フォーマットに基づいてディメンションが一覧表示されます。

    ディメンションを選択すると、「ディメンションの分類」フィールドが事前に入力されます。

  5. 「DRMドメイン」で、ドメイン名を選択します。

    ドメインは管理者によって作成され、データ・マネージャ・ユーザー役割またはバージョン所有者によってバージョンに関連付けられます。

    ドメインの例としては、勘定科目、エンティティ、部門、製品、従業員およびプロジェクトなどがあります。

  6. 選択したディメンションごとにマッピングの詳細を定義します。
  7. ディメンションごとにステップ4から6を繰り返します。
  8. 「保存」をクリックします。

    イメージは、「メタデータ」画面の「マッピングの詳細」セクションを示します。