Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionにより、選択済ディメンションの複数のディメンション・メンバーのデータを単一のデータ行でロードできます。ロードするメンバーの定義は、ロード・ファイルのヘッダー・レコードまたはインポート・フォーマット定義に含めることが可能です。
データ・ファイルは次のようになります:
複数列数値データをロードするには:
「設定」タブの「統合設定」で、「インポート・フォーマット」を選択します。
「インポート・フォーマット」サマリー・タスク・バーで、「追加を選択します。
「インポート・フォーマット」画面の上部グリッドに、行が追加されます。
「名前」に、インポート・フォーマットのユーザー定義の識別子を入力します。
このインポート・フォーマットにマッピングが作成された後で、このフィールドの値を変更することはできません。
「説明」に、インポート・フォーマットの説明を入力します。
「ソース」で、ソースに対して「ファイル」を選択します。
「ファイル・タイプ」ドロップダウンで、ファイルのフォーマットとして「複数列 - 数値データ」を選択します。
「ファイル区切り文字」ドロップダウンで区切り文字のタイプを選択します。
使用可能な区切り記号:
カンマ(,)
感嘆符(!)
セミコロン(;)
コロン(:)
縦線(|)
タブ
チルダ(~)
「ターゲット」で、「EPM」を選択し、任意のEPMアプリケーションをターゲットとして選択します。
オプション: 「ドリルURL」に、ドリルスルーに使用されるURLを入力します。
「マッピング」セクションで、「金額」ディメンションを選択し、をクリックします。
「式タイプ」ドロップダウンから「Column=start,end」を選択します。
「式の値」で、インポートする列を指定します。
連続する列のセットも連続しない列のセットもインポートできます。金額(データ)列の範囲を使用するには、カンマ(,)を使用して列を指定します。連続しない金額列を使用するには、パイプ(|)区切り文字を使用して列を指定します。
連続する列は、開始と終了の列を使用して指定します。たとえば、5,10
は、列5
から10
までのことです。
連続しない列は、column1 | column2 | column3
を使用して指定します。たとえば、5|7|10
は、インポート列5
、7
,および10
のことです。
オプション: 任意のドライバおよびファイルのヘッダー行を式に指定します。
「OK」をクリックします。
複数列の数値データが含まれたテキスト・データ・ファイルを期間にロードするには:
複数列数値データをロードするにはのステップ1-12を実行します。
「式タイプ」ドロップダウンから「ドライバ」を選択します。
「インポート・フォーマット・マッピング式の追加」で、「ディメンション」をデフォルト・ドライバ・ディメンション「期間」のままにします。
「期間」でロードする期間ドライバ・ディメンション・メンバーを選択し、「OK」をクリックします。
引用符を使用して期間を指定します。たとえば、"Dec-9"と入力します。
「インポート・フォーマット・マッピング式の追加」で期間ドライバ・メンバー・ディメンションを指定しない場合、データ・ロード・ルールで期間メンバーを指定できます。ステップ5から11を参照してください。
「ワークフロー」タブの「データ・ロード」で、「データ・ロード・ルール」を選択します。
「データ・ロード・ルール」画面で、データ・ロード・ルールに使用するPOVを選択します。
複数列数値データのロードに使用するデータ・ロード・ルールを追加または選択します。
「インポート・フォーマット」で、複数列数値のロード用に設定されたインポート・フォーマットを選択します。
オプション: 「ソース・オプション」タブで、ソース・オプションを選択します。
「列ヘッダー」タブを選択し、数値列の開始と終了の日付を指定します。
次の場合、「列ヘッダー」タブで開始と終了の日付を追加するよう求められます。
データ・ロード・ルールを保存し、実行します。