ルール・ロジック

「ルール・ロジック」列は、マルチディメンショナル参照および確認ルール式を作成する場合に使用します。「ルール・ロジック」列は、#ModeRuleまたは#ModeListモードのレポートのみで処理されます。確認レポートでルール・ロジックが処理された後、Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionではルールに合格または失敗のフラグを設定します。

確認ルール条件式

確認ルール式は、マルチディメンショナル参照を実行する際のターゲットシステム勘定科目残高の検証に主に使用されます。式は、TrueまたはFalseの結果を返します。

たとえば、次の例では、Cash (ターゲット勘定科目)が正の残高の場合true (OK)を返し、そうではない場合false (エラー)を返します。

|,,,YTD,<エンティティ通貨>,,Cash,[ICPなし],[なし],[なし],[なし],[なし],,,,,,,,,,,,,,,,|>0

次の例では、確認ルール式はCash (ターゲット勘定科目) + $1000がAccruedTax (別のターゲット勘定科目)の値以上の場合にtrue (OK)を返し、そうではない場合、false (エラー)を返します。

|,,,YTD,<エンティティ通貨>,,Cash,[ICPなし],[なし],[なし],[なし],[なし],,,,,,,,,,,,,,,,|+1000>=|,,,YTD,<エンティティ通貨>,,AccruedTax,[ICPなし],[なし],[なし],[なし],[なし],,,,,,,,,,,,,,,,|