Excelからのアップロード

インポート・ソースとして使用されるExcelスプレッドシートは1つ以上の範囲を表します。範囲の最初のセルには、インポートするOracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Edition表の名前が含まれます。範囲の2番目の行には、最初の行で識別される表の列名が含まれます。3番目以降の行には、FDMEEにロードされるデータが含まれます。

範囲名の先頭にはFDMEEのインポート識別子upsが付いています(例: upsCategory)。インポートする表が関連している場合は、子表の前に親表をインポートする必要があります。範囲名はアルファベット順に処理されます。親-子の順序が正しくなるようにするには、upsAParentおよびupsBChildなどの範囲名を割り当てます。

また、Excelからデータをアップロードする際には、次の動作に注意してください:

  • データは挿入のみ可能です。更新または削除はできません。

  • データは検証されません。

  • FDMEEで重複する行が検出された場合、その行はスキップされます。

Excelスプレッドシートからデータをアップロードするには:

  1. 「設定」タブの「統合設定」で、「Excelインタフェース」を選択します。
  2. 「Excelインタフェース」および「Excelからアップロード」「ファイル」に、アップロードするExcelファイルの名前を入力します。

    「選択」をクリックして選択画面上のファイルに移動し、「OK」をクリックして、ファイルを選択することもできます。

  3. 「アップロード」をクリックします。
  4. オプション: ダウンロードしたExcelファイルを開くには、「ファイル名」フィールドの横で「選択」をクリックします。
  5. オプション: 「アップロード」をクリックして、代替ディレクトリからExcelスプレッドシートを参照して選択することもできます。

    Excelスプレッドシートが適切にアップロードされると、「ステータス」ペインに処理された範囲が示され、「ファイルが正常にインポートされました。」というメッセージが表示されます。


    データ・アップロード・ステータスが表示された、「ステータス」ペインの画像。