パスワードの暗号化の使用

Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionには、パスワードを暗号化してファイルに保管するWin/UNIXスクリプトが用意されています。スクリプトencryptpassword.bat/shは、EPM ORACLE INSTANCE/FinancialDataQualityディレクトリにあります。

パスワードを暗号化するには:

  1. バッチ・ファイルがあるディレクトリにナビゲートします。

    通常、バッチ・ファイルのディレクトリはEPM ORACLE INSTANCE/FinancialDataQualityディレクトリです。

  2. EPM ORACLE INSTANCE/FinancialDataQualityディレクトリから、コマンド・プロンプトでスクリプトencryptpassword.bat <passwordfile>を実行します。
  3. プロンプトが表示されたら、パスワードを入力し、「入力」をクリックします。

    次の点に注意してください。

    • パスワードを入力すると、マスクされます。

    • バッチ・スクリプトを実行するとき、–f:passwordfileという形式でパラメータとしてファイル名を使用してパスワードを指定できます。パラメータとして使用されるファイル名は、「システム設定」の「暗号化パスワード・フォルダ」オプションで定義されるロケーションにあります。

    • ファイル名の一部としてディスクまたはディレクトリを指定しないでください。ファイル名のみを入力します。拡張子は付けても付けなくてもかまいません。

    • 実際のファイル名で[file]を置き換え、カッコは指定しないでください。

    • スクリプトがパスワードを暗号化し、パラメータとして指定されたファイルに書き込みます。

    • ファイル内のパスワードを使用したてデータ・ロード・ルール・バッチ・スクリプトの実行の詳細は、データ・ロード・ルール用バッチ・スクリプトの実行を参照してください。

    • ファイル内のパスワードを使用したメタデータ・ロード・ルール・バッチ・スクリプトの実行の詳細は、メタデータ・ルール用バッチ・スクリプトの実行を参照してください。