管理者は、Account Reconciliation ManagerおよびClose Managerで使用可能なアーカイブ、復元およびパージ機能を使用することで、データベースのサイズを抑制できるようになり、パフォーマンスを向上させることができます。これにより、Financial Close Managementデータをアーカイブし、必要に応じてアーカイブ済コンテンツにアクセスできます。アーカイブは、既存のライフサイクル管理(LCM)エクスポートおよびインポート機能の拡張であり、照合の新しいアーティファクトがAccount Reconciliation Manager用のLCMに作成されています。
機能は次のとおりです。
- アーカイブ - ローカルに格納できるアーカイブ・ファイルに次のオブジェクトを保存できます。
- Account Reconciliation Managerの選択した期間からの照合、取引および関連データ
- Close Managerのスケジュール、タスクおよび関連データ
- 復元 - 保存したアーカイブ・ファイルを別のマシンまたは同じマシンに復元できます。
注:
プロファイルが存在する場合は、復元時にプロファイル・セグメントを作成できません。
- パージ - 必要に応じて、アーカイブ後に次のものを永久に削除できます。
- Account Reconciliation Managerの選択した期間からの照合、取引および関連データ
- Close Managerからのスケジュール、タスクおよび関連データ
Account Reconciliation Managerでのアーカイブの実行
アーカイブを実行するには:
- Reconciliation Managerから、「管理」、「アーカイブ」の順に選択します。
- アーカイブできる期間のリストから、アーカイブする期間を選択します。
- 「アクション」で「アーカイブ」を選択します。アーカイブのデフォルトのフォルダ名が表示され、ファイル名の形式は次のようになります:
Archive_ARM_<period_name>_<time_stamp>
- 「アーカイブ」をクリックして名前のダイアログを閉じると、アーカイブ・ステータスが表示されます。アーカイブ操作に成功した場合は、「最終アーカイブ」に現在の時刻が表示されます。
Close Managerでのアーカイブの実行
アーカイブを実行するには:
- Close Managerから、「管理」、「アーカイブ」の順に選択します。
- アーカイブできるスケジュールのリストから、アーカイブするスケジュールを選択します。
- 「アクション」で「アーカイブ」を選択します。アーカイブのデフォルトのフォルダ名が表示され、ファイル名の形式は次のようになります:
Archive_CM_<schedule_name>_<time_stamp>
- 「アーカイブ」をクリックして名前のダイアログを閉じると、アーカイブ・ステータスが表示されます。アーカイブ操作に成功した場合は、「最終アーカイブ」に現在の時刻が表示されます。
Account Reconciliation Managerでのパージの実行
Account Reconciliation Managerでのパージにより、Account Reconciliation Managerの選択した期間から照合、取引および関連データがすべて削除されます
パージを実行するには:
- Reconciliation Managerから、「管理」、「アーカイブ」の順に選択します。
- アーカイブされた期間のリストから、パージする期間を選択します。
- 「アクション」で「パージ」を選択します。パージの確認ダイアログが表示され、その期間のすべてのデータをパージすることを確認されます。
- 「はい」をクリックしてパージを確定します。パージのステータス・ダイアログが表示されます。パージ操作に成功した場合は、「削除」列に現在の時刻が表示されます。
Close Managerでのパージの実行
Close Managerでのパージにより、Close Manager内のスケジュール、タスクおよび関連データがすべて削除されます
パージを実行するには:
- Close Managerから、「管理」、「アーカイブ」の順に選択します。
- アーカイブされたスケジュールのリストから、パージするスケジュールを選択します。
- 「アクション」で「パージ」を選択します。パージの確認ダイアログが表示され、その期間のすべてのデータをパージすることを確認されます。
- 「はい」をクリックしてパージを確定します。パージのステータス・ダイアログが表示されます。
Account Reconciliation Managerでの復元
復元により、既存のデータが削除され、選択したアーカイブから復元されます。
復元を実行するには:
- Reconciliation Managerから、「管理」、「アーカイブ」の順に選択します。
- 期間を選択し、「アクション」で「復元」を選択します。復元できるアーカイブが表示されます。ファイル名の形式は次のようになります:
Archive_ARM_<period_name>_<time_stamp>
- 復元するアーカイブを選択します。
- 「復元」をクリックして復元を実行します。これにより、使用可能なアーカイブのダイアログが閉じ、復元ステータスが表示されます。復元操作に成功した場合は、「最終復元」に現在の時刻が表示されます。
注:
プロファイルが存在する場合は、復元時にプロファイル・セグメントを作成できません。
Close Managerでの復元
復元により、既存のデータが削除され、選択したアーカイブから復元されます。
復元を実行するには:
- Close Managerから、「管理」、「アーカイブ」の順に選択します。
- 「アクション」で「アーカイブ」を選択します。復元できるアーカイブが表示されます。ファイル名の形式は次のようになります:
Archive_CM_<schedule_name>_<time_stamp>
- 復元するアーカイブを選択します。
- 「復元」をクリックして復元を実行します。これにより、使用可能なアーカイブのダイアログが閉じ、復元ステータスが表示されます。復元操作に成功した場合は、「最終復元」に現在の時刻が表示されます。