ルールの正常な実行によって、後のルールが呼び出されないようになる可能性があります。たとえば、自動照合ルールを照合に割り当てて、自動照合が成功した場合は、「送信」機能に関連付けられたルール(照合添付の要求など)が呼び出されなくなります。
表B-1 優先ルールの順序
ルール | ルール・タイプ | 実行する条件 | 優先順位のノート |
---|---|---|---|
照合の自動承認 |
フォーマット/プロファイル・ルール |
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複数の自動承認ルールが構成されている場合、なんらかのルールが成功すると照合が自動的に承認されます。 |
照合の自動送信 |
フォーマット/プロファイル・ルール |
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照合の自動送信ルールが評価される前に取引のコピールールが処理されます。 |
取引のコピー ユーザーが最後に実行した照合で、同じ照合から取引をコピーします。 このコピー機能は、「前の照合から取引をコピー」ウィンドウと同じように動作します。コピー対象の前の照合からの取引、取引添付および取引コメントは、設定された条件に基づいて選択されます。 |
フォーマット取引ルール |
「保留中」から「オープン(策定者)」への照合ステータス変更 |
照合の自動送信ルールが評価される前に取引のコピールールが処理されます。 |
金額編集の防止 |
フォーマット取引ルール |
策定者が「取引の詳細」ダイアログ・ボックスにアクセスする場合。 |
ルールに関連付けられた条件が満たされている場合、策定者がアプリケーションから取引金額を編集することはできません(金額属性が無効であり、計上金額に対する上書き機能もすべて無効になっています)。また、インポート検証により、インポートを介した金額の編集はできません。 |
照合承認の防止 |
フォーマット/プロファイル・ルール |
承認者が「承認」をクリックした場合 |
承認者が「承認」をクリックするとルールがトリガーされます。任意の順序で評価できます。いずれかのルールが成功した場合は承認機能は使用できません。 |
照合送信の防止 |
フォーマット/プロファイル・ルール |
策定者が「送信」をクリックします。 |
策定者が「送信」をクリックするとルールがトリガーされます。任意の順序で評価できます(順序は関係ありません)。いずれかのルールが成功した場合は送信機能が防止されます。 |
取引削除の防止 |
フォーマット取引ルール |
策定者は取引の「削除」をクリックします |
策定者が「削除」をクリックするとルールがトリガーされます。任意の順序で評価できます。いずれかのルールが成功した場合は削除機能が防止されます。 |
取引保存の防止 |
フォーマット取引ルール |
策定者が取引の「保存」をクリックした場合 |
策定者が取引の「保存」をクリックするとルールがトリガーされます。任意の順序で評価できます(順序は関係ありません)。いずれかのルールが成功した場合は送信機能が防止されます。 |
取引の添付が必要 |
フォーマット取引ルール |
策定者が取引の「保存」をクリックした場合 |
策定者が取引の「保存」をクリックするとルールがトリガーされます。任意の順序で評価できます。いずれかのルールが成功した場合は送信機能が防止されます。 |
照合添付が必要 |
フォーマット/プロファイル・ルール |
策定者が「送信」をクリックした場合 |
策定者が「送信」をクリックするとルールがトリガーされます。任意の順序で評価できます。いずれかのルールが成功した場合は送信機能が防止されます。 |
属性値の設定 |
フォーマット/プロファイル・ルール |
「実行条件」属性の構成に準拠: プロファイル属性: プロファイルが期間にコピーされる前。 |
フォーマット/プロファイル・ルール |