セキュリティ役割の割当て

アクセス権は、ユーザーのセキュリティ役割と、役割に付与された権限によって決まります。

表3-1 セキュリティ役割

セキュリティ役割 説明

Close管理者

  • すべてのパワー・ユーザー権限

  • すべてのタスク、テンプレートおよびスケジュールへの完全なアクセス

  • 年と期間の定義

  • タスク・タイプ、統合タイプ、属性およびアラート・タイプの作成および管理

Closeパワー・ユーザー

  • すべてのCloseユーザー権限

  • タスクの作成とインポート

  • テンプレートおよびスケジュールの作成と管理

  • タスク・タイプの作成および他のユーザーが作成したタスク・タイプの表示

Closeユーザー

  • スケジュール参照者

  • タスク所有者

  • アクセス・レベルによって制限される、ダッシュボードへのアクセス

  • アクセス・レベルによって制限される、ステータスの変更、アラート、コメントおよび質問の作成と変更

  • フィルタの作成と管理

Closeレポート・デザイナ

  • レポートの管理へのアクセス

  • レポートの生成へのアクセス

セキュリティ役割は、外部認証プロバイダのユーザー、グループまたはチームのリストが表示されるOracle Hyperion Shared Services Consoleで割り当てます。セキュリティ役割は、グループまたは個人に割り当てられます。

セキュリティ役割を割り当てるには:

  1. Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceで、「ナビゲート」「管理」「Shared Services Console」の順に選択してOracle Hyperion Shared Servicesにアクセスします。
  2. 「ユーザー・ディレクトリ」フォルダを展開してから、ユーザーが存在するディレクトリを展開します。
  3. 次のいずれかのアクションを実行します:
    • セキュリティ役割をユーザーに割り当てるには、「ユーザー」を選択します。

    • セキュリティ役割をグループに割り当てるには、「グループを選択します。

  4. ユーザーまたはグループを検索し、選択します。
  5. 次のいずれかの方法で、ユーザーをプロビジョニングします。
    • 右クリックして「プロビジョニング」を選択します。

    • 「管理」,、「プロビジョニング」の順に選択します。

    • 「プロビジョニング」をクリックします。

  6. 「使用可能な役割」で、アプリケーションを展開して選択します。
  7. 役割を選択し、矢印ボタンをクリックしてユーザーに役割を追加してから、「保存」をクリックします。
  8. 要約レポートを確認し、「OK」をクリックします